くらし

カセットコンロとポリ袋でつくる、 炊きたてのごはんの美味しさにびっくり!【編集部こぼれ話】

8月25日発売の『クロワッサン』最新号、「大人の予防美容。」の第二特集、「最新版 防災の知恵」のこぼれ話をお届けします。

今回、「最新版 防災の知恵」と題して、近年とみに増えている風水害に対応するうえで、本当に役立つ情報を集めました。

そのなかで印象的だったのは、「非常食」への考え方。管理栄養士で防災士でもある今泉マユ子さんに取材をお願いすると、開口一番に「非常食とは非常時に食べる特別なものではありません」ときっぱり。
「ふだん食べているものや、食べたくなるものを備蓄するのが、防災時の食事の基本です」と言葉を続ける。さらに、非常食の定番と呼べる乾パンを取り出すと、3つの乾パンをそれぞれ、ケチャップ、マヨネーズ、何ものせないかたちで皿に盛る。

「食べ慣れていない乾パンもカナッペ感覚で日常から食べておくだけで、非常時にも美味しく食べることができます。自分の好みの味を知っておくことが大事なんです」。
確かにマヨネーズをのせるだけで、味気ない乾パンに程よい甘さが加わり食べやすくなる。またケチャップの酸味が加わると味わいが増す。

防災食アドバイザーとして長年活動するなかでカセットコンロとガスボンベに高密度ポリ袋と水でできる「お湯ポチャレシピ®️」も紹介してもらった。こちらは災害時にライフラインが途絶えても、ほかほかのごはんや温かい味噌汁が食べられるというすぐれもの。

詳細なつくり方は本誌にてご確認いただければと思いますが、米と水を入れたポリ袋を鍋に入れて、カセットコンロで加熱して蒸らすだけでおいしいごはんが食べられたり、同様に味噌と水、具材などを入れて加熱するだけであつあつの味噌汁が味わえるのだ。説明まじえて作業を進めること30分ほどで完成したごはんと10分ほどでできあがった味噌汁は、思いのほか美味で(失礼!)、こんなごはんと味噌汁が食べられたら、自然災害などの不測の事態でも、とりあえず一息つけると実感した次第。

取材後、帰りしなに今泉さんから「ぜひ家でも試してください」と念をおされ、早速週末に自宅で実践したところ、カンタンかつ美味しくできてふたたび驚いたかたち。ぜひみなさまも本誌を手にお試しいただければ幸いです。(編集M)

お湯ポチャレシピ®️に欠かせないのが熱に強い、半透明の高密度ポリエチレン製のポリ袋。購入する際は表示を確認して。
ごはんと味噌汁などを時間差で入れることでひとつの鍋で複数の調理ができるのもうれしい。
米と水を入れて結んだポリ袋を、水と皿を入れた鍋に入れて蓋をする。コンロを着火して沸騰後に中火~弱火で20分加熱、取り出して10分蒸らすとおいしいごはんができあがる。
ごはん同様、味噌と水、具材や顆粒だしなどを入れたポリ袋を鍋に入れ、こちらは沸騰後に中火~弱火で5分加熱。取材時は切り干し大根入りの味噌汁を堪能しました。

8月25日発売の『クロワッサン』最新号は「大人の 予防美容。」

紫外線に高温、汗……ここ数カ月ずっと過酷な環境にあった私たち。
日々をしのぐことで手いっぱいだったけれど、暑さはピークを越えました。
夏に受けたダメージを回復し、これ以上の損傷を防いで健やかな状態を保つ力を蓄えましょう。“予防”こそ、秋からの美容の最重要テーマです。
第二特集「最新版 防災の知恵」では、非常食の保存法、達人が常備するおすすめグッズ、命を守るためのおうちメンテナンス術などを取材しました。

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