今回の特集を担当する以前から、毎日の献立の中に「しょっぱいもの」が多すぎる自覚がありました。
朝は必ず味噌汁、納豆、ぬか漬け&梅干し。そこに卵料理が入ったり、焼き魚が加わったり。これだけでも「成人女性の一日の塩分目標量6.5g未満」を軽く越えてしまいそう。
嫌な予感は的中するもので、共に暮らす母(84歳)の血圧が徐々に上がり始めました。数年前まで血圧が高いなど、一度も指摘されたことがなかったのに……。振り返ると、コロナ禍に突入して以降、実家で母と過ごす時間が増え、食事の多くを私が担当するようになってからのような気がします。え、もしや、私のせい?
ここは母のためにも一念発起。今回の特集で得た「減塩知識」
まず試したのは「乳和食」の技。醤油や味噌の分量を減らした分、