【ゴミ縮小術】容器や包装紙はお金や資源の一部。安易に捨てない、使わない。
ゴミの減量に成功した達人による、スリム化のためのアイデア。
文・知井恵理
「実は、ゴミのスリム化は、買い物のときから始まっています」と断言する丸山晴美さん。
「それが本当に必要かどうか考える、必要なものを必要な分だけ購入する、購入後は最後まで無駄なく使い切る。これを徹底することで、ゴミを減らせるのはもちろん節約にもつながり、結果お財布にも優しいのです」
だから、お金や手間をかけずに自分で作ることができる飲み物、おやつ、ヨーグルトは、丸山さんの“購入が必要なもの”リストからは外されたまま。自宅では長い間、ペットボトルやお菓子の包装容器、ヨーグルトのプラ容器を捨てていないそう。
「お茶やミント水は夜作る、おやつは時間のある週末に手がける、などとマイルールを決めて習慣化するのが、無理せず続けるコツです」
節約とエコは共通する部分も多く、切っても切り離せない関係にある。
「節約と同じように、ゴミを減らすことについても、これもお金や資源の一部なんだと考えると、取り組むモチベーションが上がると思います。現金な話で恐縮ですが(笑)」
包装ゴミの削減と節約に役立つ手作りおやつ。
簡単にできるおやつやヨーグルトは、週末に手作り。パンやクッキー、チーズケーキなど、週替わりで作り分けるのが飽きないコツ。
自家製ミントウォーターか煮出しウーロン茶が定番。
ペットボトルゴミが出ないようドリンクは自家製。育てたアップルミントで作るミント水は自分や子どもの水筒に入れて外出先や学校へ持参。
『クロワッサン』1026号より
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