「実は、ゴミのスリム化は、買い物のときから始まっています」と断言する丸山晴美さん。
「それが本当に必要かどうか考える、必要なものを必要な分だけ購入する、購入後は最後まで無駄なく使い切る。これを徹底することで、ゴミを減らせるのはもちろん節約にもつながり、結果お財布にも優しいのです」
だから、お金や手間をかけずに自分で作ることができる飲み物、おやつ、ヨーグルトは、丸山さんの“購入が必要なもの”リストからは外されたまま。自宅では長い間、ペットボトルやお菓子の包装容器、ヨーグルトのプラ容器を捨てていないそう。
「お茶やミント水は夜作る、おやつは時間のある週末に手がける、などとマイルールを決めて習慣化するのが、無理せず続けるコツです」
節約とエコは共通する部分も多く、切っても切り離せない関係にある。
「節約と同じように、ゴミを減らすことについても、これもお金や資源の一部なんだと考えると、取り組むモチベーションが上がると思います。現金な話で恐縮ですが(笑)」