くらし

冷ましておいしい、いわしの梅煮【吉田愛さんのレシピ】。

そのまま食べるだけでなく、実は優秀な「調味料」としても活躍する梅干し。味付けの決め手にすれば、暑い夏も箸が進むひと皿が出来上がる。料理研究家の吉田 愛さんに教わります。
  • 撮影・高杉 純 料理、スタイリング・吉田 愛

梅干しの酸味が青魚特有の臭みをやわらげる。さらに梅のさっぱりした風味で魚の持ち味も引き出し、一段上の仕上がりに。

いわしの梅煮

仕上がりの臭みの原因になるので、いわしの内臓や血は洗ってていねいに取り除いておく。

梅干しの味が出た煮汁もたっぷりかけて。梅干しをほぐして一緒に食べても。一度冷ますとより美味しくなる。

【材料(2人分)】
いわし4尾
生姜(千切り)1かけ
A[梅干し2個 水1カップ 酒1/4カップ みりん、しょうゆ各大さじ2 砂糖大さじ1]

【作り方】
1.いわしはウロコ、頭、内臓を取り、流水でよく洗って水気を拭く。
2.鍋にAを入れて沸騰させ、いわしを入れる。再び沸いたら落とし蓋をして中火で約15分煮る。
3.器に盛り、生姜をのせる。

吉田 愛(よしだ・あい)さん●料理研究家。料理家アシスタント、東京と京都の日本料理店で修業後、独立。唎酒師として、日本酒に合うおつまみメニューの提案も得意。

『クロワッサン』1023号より

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