ごはんが進む、海老とズッキーニの山椒揚げ【三原寛子さんのレシピ】。
蒸し暑い時季がくると無性に食べたくなる、辛いもの。すっきり汗をかくと涼を感じられるし、食欲のないときにはほどよい刺激に。そんな辛うまレシピが、今夏から食卓の定番になること間違いなし! 料理家の三原寛子さんに教わります。
撮影・小林キユウ
山椒
揚げ衣に混ぜた粉山椒の爽やかな辛みが、口に入れた途端ほんのり。火を通すとマイルドになって素材となじむので、がつんと効かせたいなら仕上げにも足して。
海老とズッキーニの山椒揚げ
【材料(2人分)】
海老6尾
ズッキーニ1/2本
ナンプラー小さじ1/2
砂糖小さじ1/4
粉山椒小さじ1/2
塩ひとつまみ
片栗粉大さじ2
揚げ油適量
【作り方】
1.海老は殻を取って背わたを除き、片栗粉大さじ1(分量外)を揉み込んでから水洗いをし、水気をよく拭き取っておく。揚げた際に油がはねないように尾の先を包丁で少し切る。ズッキーニは8mm幅の輪切りにする。
2.ナンプラー、砂糖を合わせ、海老、ズッキーニを入れてなじませる。
3.山椒、塩、片栗粉を合わせ、2を1つずつ入れてまぶし、170度に熱した油で薄く色づくまで揚げる。器に盛り、好みでさらに粉山椒(分量外)を振る。
三原寛子(みはら・ひろこ)さん●料理家。小岩里佳さんとの料理ユニット「南風食堂」主宰。『発酵デパートメント』『CASICA』の料理監修、レシピ提案や商品開発など幅広く活躍。
『クロワッサン』1023号より
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