スイカさん、ありがとうございます。
お父さんは自分が先祖から受け継いできた土地を
自分の名前と一緒に継いで欲しいのですよね。
そしてそれは昔からずっとそのしきたりだった……。
であれば他の家に嫁いだ娘は
もう他の家の人だから継いでもらうことがおかしい
……と思われるお気持ちがわからないでもないです。
女性だとしても同じ子供なのに! って思ってしまう気持ちは
わたしも女として非常にわかります。
けれどね、ここは
なんで弟だけなのよ!という感情をちょっと脇において
お父さんの気持ちも理解し
とにかくおおらかな気持ちになって欲しいのです。
はい、理不尽かもしれない。
納得できないかもしれない。
でも、お父さんの気持ちをまずは酌むのが先なんです。
(ここ大事!)
なぜなら、人って
「くれくれ」と言ってくる人には
あげたい気持ちが萎える傾向があるからです。
大事にされてない気持ちになるのですよね。
子供が「お金くれくれ」と
そればかり言うとなんか寂しくなって
腹が立ちませんか?
逆に
「お母さんも欲しいもの我慢しているから
たまには自分のもの買ってね。僕はいいから」
と言ってきたら
愛を感じてうるるとなりません?
そして後者のタイプには何かをしてあげたくなるんです。
だからこそ「くれくれ」ではなく
ギブ、ギブ、ギブから交渉が始まるのです。
そんな気持ちになれた段階でお父さんに聞いてください。
「お父さん、やっぱり嫁いだ私は平等じゃないの?
わたし土地が欲しいんじゃないの。
お父さんはわたしより弟のほうが大事なのかという
さみしさがあるの。
どうして私にはもらえないのか教えてください」
土地ではなく、なにかお父さんは
考えてくれるかもしれません。
そんな気持ちにさせたことに
ようやく気づくかもしれません。
とにかく、「くれくれ」ではなく
お父さんを愛して、ケアして、見返りなく
愛をギブしてください。
それがみんな幸せな道です。