くらし

空間デザイナー・井手しのぶさんの、終の棲家にしたい「好き」を詰め込んだ平屋の家。

  • 撮影・青木和義 文・鈴木奈代

ペットや庭を眺めながら料理でき、手元も隠せる壁をDIYで設置。

玄関の正面がキッチン。目隠しのためにつくった大谷石の壁は当初もっと高さがあった。愛犬・昌夫の怪我を機に「料理しながらでも姿がよく見えるように」低く調整。

来客用の「アーコール」の椅子はオブジェのように壁に掛けて。

ダイニングテーブルはソファ前に移動。来客時にしか使わない椅子は市販のサーフボード用のフックにオブジェのように重ね、掛けて収納。

好きな古い建具を生かし雰囲気のあるバスルームに。

「使い勝手のよさより、好きなもの」を選ぶ箇所も。扉には古い建具を。タイルは「映画で見た素敵なバスルームを真似して自分で張りました」。

北側なのに明るい理由は天井につけたトップライト。

洗面・バスルームは北側に配置。「メイクも洗面台でしてしまいます。自然光でチェックしたいのでトップライトをつけました」。高い天井高を利用して収納棚もつくった。

シンプルな内装をセンスよく彩る、長く一緒に暮らしてきた家具や小物。

住み替えを経て、手元に残したのは小さめの家具ばかり。 パイン材のチェストも「トラック」の椅子も長く愛用している。鏡はフランスで購入した1700年代のものが多い。
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