くらし

【編集部こぼれ話】いやはや、プロはやっぱり……。

11月9日発売の『クロワッサン』1009号「決定版 魚のおいしい 食べ方。」のこぼれ話をお届けします。

本号では「魚のアラ」記事を担当しました、編集KHです。普段、何気なく捨ててしまうアラの部分ですが、実は味わいが深く、栄養価も高いというお話を、かの小泉武夫さんにたっぷりと聞いてきましたので、ぜひ、本誌をご覧ください。

ところで、小泉さんのお話に出てきたアラ料理を再現すべく、今回は都内某名店の料理人Sさんにスタジオにお越しいただきました。しかも、スタジオにいらっしゃる前に豊洲市場でその日に出た生きのいいアラ(!)を仕入れてくれるとのこと、スタッフ一同、頭が下がる思いです。

で、そのアラですが、こちらで事前にお願いしました、タイやヒラメの他にもなにやら巨大な発砲スチロールが。
「知り合いの仲買人が、今日はこんなのもあるよ、どう?と、分けてもらってきました」とSさん。スタッフが見守るなか、蓋を開けてみると、ジャーン! なんと、本マグロのアラではありませんか。カマ付き、中落ちたっぷり、しかも、え? え? 札には、大間、って、これ何て読むんでしたっけ? 誰か教えて、お願い。いやはや、プロはやっぱりすごいな。

ここでみなさんに問題です。その本マグロのアラを仲買さんが分けてくださったときに、中落ちを取るならこれがあると便利だよ、と一緒に渡してくれたものがあります。さて、それは何でしょう? 寿司店などでよく見かけるのはスプーンですが、それよりももっと綺麗に取れるもの、なのだそう。正解は……な、なんとハマグリの貝殻なのでした。ちなみに、スタッフ(素人)も試してみると、本当に気持ちいいくらいに根こそぎ取れる。いやはや、プロはやっぱりすごいな。みなさんも機会がありましたら、ぜひ、試してみてくださいね。
(編集KH)

記念に札を持ち歩く担当者。何て読むんでしたっけ?(しつこい)

11月9日発売の『クロワッサン』最新号は「決定版 魚のおいしい 食べ方。」

魚料理を敬遠する家庭が増えていると聞きます。
でも、古から魚食文化を持ち、旬ごとにおいしい魚介が獲れる島国・日本。手軽においしく、毎日の食卓でいただく方法はぜひ知っておきたいもの。そのための魚の選び方、下処理に保存方法、基本の魚料理から缶詰など加工製品の活用、世界の魚料理まで、“おいしい食べ方”にこだわって紹介します。

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※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。

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