くらし

塩もみきゅうりとアレンジレシピ【牛尾理恵さんの作り置きレシピ】

  • 撮影・岩本慶三 文・嶌 陽子

〈作り置きの3カ条〉

1.清潔な保存容器を使う。
せっかくの作り置きが傷まないよう、保存用の容器やポリ袋、瓶などはしっかり洗い、必要な場合は消毒をしてから使用しよう。

2.火を通す料理は完全に冷ましてから冷蔵庫へ。
温かいまま冷蔵庫に入れると容器の蓋に水滴がたまり、これが日持ちを悪くする。熱がすっかり取れてから蓋をして冷蔵庫へ。

3.下味をしっかりつけてアレンジの際の手間を省く。
作り置きの時点でしっかり味をつけておけば、日持ちもよくなるうえ、アレンジの際にあらためて味つけする必要はほとんどなし。

「調理が面倒な作り置きだと、結局作らずじまいに。簡単なことがポイントです」

そう話す牛尾理恵さん。提案する作り置きは、時間に余裕がある時にさっと作れるものばかり。材料も味つけもいたってシンプルなのでアレンジの幅が広く、ほかの材料と合わせるだけですぐに美味しい一品ができる。万能だれや中華だれも、煮物や照り焼き、チャーハンや野菜炒めなど、何にでも使える優れものだ。

「清潔な保存容器を使うなど、いくつかのコツさえ押さえれば、本当に手軽で便利。ぜひいろいろ試して、自分に合うものを見つけてほしいですね」

牛尾理恵(うしお・りえ)さん●料理研究家。手軽に作れる、おいしくてバランスのよい料理が人気。著書に『いつもの作りおきで15分でちゃんとおいしいごはん』(河出書房新社)など多数。

『クロワッサン』1005号より

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