ショーウインドーなどに映る自分の歩き姿を見ては「私、いつもこんな猫背でトボトボ歩いてるんだ。下腹もポコッと出てるし……」と愕然。けれども、その歩き姿勢は、ある意味、人間の自然な姿なのだそう。
「私たちが普通に立って歩こうとすると、重力に逆らうまいと楽な格好をとりたがり、自然と猫背になりがちなのです。しかしそれだと、歩幅が小さくなり、お腹も出やすい」と、トレーナーの牧野仁さん。
理由は、猫背になると骨盤が後傾し、脚の付け根の股関節が動きづらくなってしまうから。まずは試しに、背すじを伸ばしたときと、猫背のときの歩幅の違いを体感してみよう。普段のあなたはどちらに近い?