豊かな自然に疲れも癒える、運気が上向く関東近郊の神社仏閣とパワースポット。
琉球鑑定士・ミウマさんに聞いた、今年ぜひ訪れたい関東近郊のパワースポットを紹介。
撮影・青木和義 文・長谷川未緒
群馬・板倉町|総本宮 雷電神社
今年は雷のエネルギーが強力。
聖徳太子が天の神の声を聞き、伊奈良の沼に浮かぶ小島に祠を設け、天の神をまつったのが始まりとされる。「雷のエネルギーがある今年、名前に雷の入った神社で活力をもらって。近くで名産のなまず料理を食べるのもいいですね」
●群馬県邑楽郡板倉町大字板倉2334
TEL.0276・82・0007
9時~16時
神奈川・江ノ島|江島(えのしま)神社
ラッキーモチーフの龍があちこちに。
日本三大弁財天のひとつ「江島弁財天」をまつる。幸福・財宝を招き、芸道上達の御利益も。「龍にまつわるスポットが多いのは龍が住んでいたとされる江の島ならでは。新しいことを始めたいときや勝負に挑みたいときに参拝を」
●神奈川県藤沢市江の島2・3・8
TEL.0466・22・4020
8時30分~17時
千葉・佐原|香取神宮
日本書紀に登場する刀の神様をまつる。
御祭神は出雲の国譲りの神話に出てくる経津主大神(ふつぬしのおおかみ)。国家鎮護の神であり、刀剣の神としても知られる。「刀は仕事運アップのシンボルなので、今年はとりわけおすすめ。迷いを振り払って仕事に打ち込み、勝負してきましょう!」
●千葉県香取市香取1697・1
TEL.0478・57・3211
8時30分~17時
埼玉・久喜|鷲宮(わしのみや)神社
関東最古といわれる大社。
鎌倉時代の歴史書「吾妻鏡(あづまかがみ)」に登場し、関東の武士に崇敬されてきた。お酉様の本社とも。「マンガ『らき☆すた』の舞台です。人が集まる人気の場所はエネルギーが高く、元気になれます。みひかりの池は龍神様のご神徳も」
●埼玉県久喜市鷲宮1・6・1
TEL.0480・58・0434
9時~16時
神奈川・南足柄|大雄山(だいゆうざん)最乗寺
境内の滝は仕事運に御利益あり。
室町時代より続く寺。お釈迦様が御本尊で、脇侍(きょうじ)に文殊、普賢の両菩薩をまつる。藤やアジサイなど季節の花もあざやか。「自然が豊かなので英気を養えます。洗心の滝は仕事運アップに。携帯の待ち受けにするといいですよ」
●神奈川県南足柄市大雄町1157
TEL.0465・74・3121 6時~16時
群馬・伊香保温泉|五徳山(ごとくさん)水澤観世音
朝日にまつわる釈迦三尊をまつる。
1300年前、推古天皇、持統天皇の勅願により、高麗の高僧・恵灌(えかん)が創立。伊香保姫の窮地を救ったという十一面千手観世音菩薩をまつる。「11は今年の最強数字で、境内の霊泉には龍王弁財天も。商売繁昌、健康長寿を授かりに参拝を」
●群馬県渋川市伊香保町水沢214
TEL.0279・72・3619
9時~16時、土・日・祝8時~17時
【開運を呼ぶ、自然スポット。】
東京・金町|東京都立水元(みずもと)公園
〝まっすぐ伸びる“にパワーあり。
小合溜(こあいだめ)から引いた大小の水路が園内を走り、水郷景観を作り出している。「運気を上げる、まっすぐ伸びる木(メタセコイア)があるのでぜひ手で触れて」
●東京都葛飾区水元公園3・2
TEL.03・3607・8321(サービスセンター)
終日見学自由
山梨・富士吉田|忍野八海(おしのはっかい)
富士山信仰の巡礼地。
富士山の伏流水が水源である8つの湧水池。「きれいな水がある場所は良いエネルギーに満ち、湧池(わくいけ)のような澄んだ青色は、仕事運アップにつながります」
●山梨県南都留郡忍野村内野
TEL.0555・84・4221(忍野村観光案内所)
終日見学自由
千葉・九十九里|九十九里浜(くじゅうくりはま)
東と朝日、開運の掛け合わせ!
日本で2番目に長い砂浜。初夏には浜昼顔の群生を見られる。「今年は東と相性がいいので、東海岸で朝日を眺めることは、おすすめの開運アクション」
●千葉県山武郡九十九里町片貝6928 片貝中央海岸
終日見学自由
神奈川・箱根|飛龍の滝
疲れが取れるパワースポット。
鎌倉時代、修験者たちが修行した、上段15m、下段25mに分かれる豪快な滝。「15と25は数意学的にもバランスがよく、運気を上げながら疲れも取れます」
●神奈川県足柄下郡箱根町畑宿
終日見学自由
琉球鑑定士ミウマさんに聞いた、今年訪れたいパワースポット
「今年は軽やかな格好で、アクティブに外に出かけていくことが開運行動なので、大人の遠足はいいテーマですね」
と語るのは、琉球鑑定士のミウマさんだ。九星気学によると、今年は三碧木星(せんぺきもくせい)。仕事運がほかの運を引っ張り上げてくれる年だとミウマさんは言う。
「仕事といっても、日々のルーティンワーク全般、家事なども含まれます。仕事運が上がり日常がスムーズに流れることで、健康運や出世運、金運などにも連鎖していくのが今年の流れです」
商売繁盛などの御利益で仕事運を上げてくれる神社に行く、スピーディーに行動する、新しいことを始める、積極的に外出するといったことが、開運アクションに。また、三碧木星は水や木、雷と相性がいいので、きれいな水や大木がある場所、雷にちなんだ場所もエネルギーをチャージできる。
「木は見るだけでもいいのですが、触るとさらに元気になれます。僕は神社に行くと、御神木の前に立って深呼吸をしてから軽く手をあてています。ときには木を見上げて長時間眺めていることも。心が落ちつき、力が湧いてくる気がするんです」
干支の甲辰(きのえたつ)は三碧木星の運気と似ていて、水や龍にちなんだ場所、まっすぐ伸びる木、朝日などの東のエネルギーを感じられるものがパワーアップのキーワード。攻めの姿勢で、迷わず、ぐんぐん進むことで、負けない自分を作れるという。今回は、そんな開運ワードにちなんだ、ミウマさんおすすめのスポットを紹介してもらった。
「運はどこからでもいくらでも持ってきていい。遊びに行くついでにパワースポットを訪ね、楽しい時間を過ごしてプラスの言葉を口にする。そしてめでたい人間でいることが、最高の開運アクションになると思います」
『クロワッサン』1116号より
広告