暑さ対策の新常識。“キウイ”で暑さに負けないカラダをつくる!
イラストレーション・山口正児 文・板倉みきこ PR:ゼスプリ
暑さ対策にはこまめな水分補給が必須。
暑さに負けないカラダづくりには、コップ1杯を1日8回程度飲むのが理想といわれています。一度に大量に飲んでも尿として体外に排出されてしまうだけなので、こまめに補給することが大切です。でも、飲料だけでバランス良く水分補給するのは難しいもの。特に夏場は、冷たい飲料ばかり飲んでしまいがちですが、その結果胃腸への負担が多くかかり、食欲が減退したり、内臓冷えの影響で夏バテになりやすいのです。
そこで知っておきたいのが、実は体に入る水分の4割は食事からということ。グラフでは、1日の発汗量は100mlとなっていますが、夏場は特別。炎天下で10分歩くと100mlの汗をかくというデータもあるほどです。飲料以外でも、賢く、効率よく水分を補給することが夏を元気に過ごすためには必須課題になってきます。
賢い水分補給に役立つのがキウイ。
汗の99%は水分で、残りが体の機能を維持するためにも大切なミネラルです。だからこそ、夏は水分だけでなく、汗で失われやすいミネラルのチャージも求められます。
そこで注目したいのが、水分を豊富に含み、暑さへの順応が早くなることが示されているビタミンCがたっぷりなキウイ。カルシウムやカリウムなどのミネラルも含まれているので、夏場の体ケアに最適なフルーツといえるでしょう。
皮をむかずにスプーンですくって食べられるなど、手軽なので毎日取り入れやすい点も魅力。食事と一緒に食べるだけでなく、ウォーキング前や屋外での作業の前に食べるなど、汗をかく前の賢い水分補給に役立ちます。健康と美容のレスキューフードとして、積極的に取り入れてみましょう。
食物繊維+発酵食品のメニューにも、キウイが活躍。
暑さ対策におすすめのキウイだけど、実は食物繊維もバランスよく含んでいるのが強み。普段の料理にも上手に取り入れ、発酵食品をプラスすれば、キウイの食物繊維とタッグを組むことで、暑さ対策にはもちろん、健康にも嬉しい組み合わせになります。
そこで今回、発酵食のエキスパート・料理研究家の井澤由美子さんに、美容と健康をサポートする、美味しいキウイレシピを考案してもらいました。
「キウイは栄養バランスがいいだけでなく、甘さと酸味のバランスが良いので、食欲が落ちてしまいがちな暑い季節でも食べやすいのがいいですね。発酵食品を組み合わせることで、より一層、暑い時期の体作りに役立ちます」(井澤さん)
キウイと塩麹ドレッシング
魚介はもちろん、肉類にも合う万能ドレッシング。
<レシピ>
材料 2人分
【ドレッシング】
キウイ(サンゴールド)…1個
塩麹…大さじ2~3
白胡椒…小2
【サラダ】
キウイ(サンゴールド) …2個
蛸…150~180g
マッシュルーム…2~3個
オリーブオイル…小1
イタリアンパセリ…少々
作り方
【ドレッシング】
1、キウイをすりおろす。
2、塩麹、白胡椒を①に入れ混ぜる。
【サラダ】
1、キウイを1cmの輪切りや半切りにする。
2、蛸とマッシュルームを食べやすい大きさに切る。
3、切った①と②にドレッシングをかけ、オリーブオイルとイタリアンパセリをちらす。
キウイのポキボウル
ボウル一杯で、欲しい栄養を効率良くチャージ。
<レシピ>
材料 2人分
キウイ(グリーン)… 2個
大葉… 4~5枚
酢飯… 300g
シラス(じゃこ)…大さじ2
温泉卵… 2個
醤油…大さじ2
みりん…大さじ2
捻りごま…少々
※煎ったゴマを指先でひねってつぶすことでゴマの香りが出ます。
作り方
1、醤油、みりんをラップにかけ電子レンジ(600W)で2分加熱し、ラップを取り、冷ます。
2、キウイを7~8mmのいちょう切り、大葉をみじん切りにする。
3、冷ました①に②を入れて和える。
4、器に酢飯に温泉卵、しらす、キウイを乗せ、捻り胡麻をちらす。
キウイとトマトのシェイクスープ
キウイやトマトの酸味と甘酒が好相性。
<レシピ>
材料 1人分
キウイ… 2個
ミニトマト… 5個
甘酒(ストレートタイプ)…大さじ1.5
塩…小さじ1/3~1/4
作り方
1、キウイを粗みじん切り、ミニトマトを半分に切る。
2、盛り付け用にキウイを少し取り分けておく。
3、容器(空き瓶、保存容器など)に②以外のキウイと全ての材料を入れシェイクする。
4、器に③を入れ、②を盛り付ける。