毛先をほぐすことで髪を傷めないブラッシングを。
からだ
ブラッシングとマッサージで頭皮の血行を促進し、健やかなツヤ髪へ。
髪にツヤがないと、元気がない、老けた印象になってしまう。日頃のケアをヘアスタイリストの田所幸子さんに教わります。
- 撮影・内田紘倫 スタイリング・佐野友美 文・嶌 陽子 モデル・輝美
1.毛流れに逆らうブラッシングで、頭皮に心地よい刺激を与える。
ブラッシングは髪をとかすためだけのものにあらず。頭皮を刺激し、血行や代謝を促進する役割も大きい。健康的なツヤ髪をつくる土台のケアとなるのだ。
「毎日のシャンプー前にブラッシングをするだけで、頭皮の血行がよくなるうえ、シャンプーの効果もぐっとあがります」(田所さん)
まずは毛先のもつれや絡まりをほぐしたら、毛流れに逆らってブラッシングをする。これにより頭皮をマッサージするとともに、頭皮の汚れを浮き上がらせる効果も。ひと手間かけるだけで、シャンプー時に泡立ちがずっとよくなり、汚れもとりやすくなるのだ。ちなみに、ブラッシング後の“予洗い”も頭皮ケアにおすすめの方法。
「シャンプーをする前に1分ほどシャワーのお湯をたっぷり髪にかけて頭皮を温めると、さらに血行が促進されます。シャワーヘッドを地肌に密着させながら、頭皮全体にお湯をなじませる感じです」
ブラッシングも予洗いも、シャンプー前の習慣にして、頭皮ケアを日々の生活に組み込みたい。
「ブラシを選ぶ際のポイントは、表面積が広いこと、クッション性があること。先端が柔らかく、頭皮を傷つけないことも大切です」
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