自分でできる対処法としては
●体を保温すること(熱が逃げないようにするため)
●食事の量を増やすこと(熱を生み出すため)
●ストレスを減らすこと(自律神経の乱れを予防するため)
●運動をすること(代謝を上げ熱を生み出す)
などが大事になります。
運動は、「ウォーキングなどの有酸素運動を毎日10〜15分、続けるとよいでしょう」と伊藤医師。
それでも改善しない場合には、漢方薬や鍼灸などの治療を受けるという方法もあります。東洋医学では、冷え症は「未病」として治療します。
「全身型に対応する漢方薬としては、体温を上げる作用のある四逆湯や通脈四逆湯などを使います」(伊藤医師)