A.脳が混乱して太る可能性も。
巷にあふれる〝カロリーゼロ〟表示食品。実は0㎉ではないので要注意。 「日本では、100㎖あたり5㎉未満のものなら〝カロリーゼロ〟や〝ノンカロリー〟の表示が認められています。ちなみに〝カロリーオフ〟、〝カロリー控えめ〟は100㎖あたり20㎉未満の飲料と、40㎉未満の食料に認められている表示。どちらもカロリーがない、という意味ではないので、食べすぎ、飲みすぎには注意しましょう」
と、貴堂さん。たとえ0㎉を実現していても、人工甘味料を使っている食品には、思わぬ落とし穴があるという。 「人工甘味料は、甘いのに血糖値の上昇を抑えるという、一見理想的な成分です。しかし甘い味がするものをとったのに血糖値が上がらないと、脳はストレスを感じます。その結果、体はより多くの糖質を求めようとするため、甘いものへの欲求が増したり、無意識に糖質の多い料理を選んでしまう、と言われています」