からだ

影もたるみもメイクで消せる、パーツごとにコスメを見直そう。

肌のくすみ、頬のたるみ。加齢による悩みを解消する注目のコスメを、簡単に実践できるテクニックとともに紹介します。
  • 撮影・鈴木 宏　モデル・岩井理恵　文・大澤千穂

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ヘア&メイクアップアーティスト 新見千晶さん
柔らかくムラになりにくい質感と上品なラベンダーパール。3月1日発売。ラトゥー エクラ ファンデーション プライマー N　4,000円（ポール & ジョー ボーテ TEL：0120-766-996）
1. 目や鼻の周りなど顔の中心ほどくすみがち。ファンデーションを厚塗りすると、ますます老けてみえるので、下地でいかにくすみを飛ばすかが大事。
2. 下地の量は顔全体でパール1粒大。半量ずつを左右の目の下に置き、頬の上部から中指で放射状に広げていく。額や顎は残りを薄くのばす程度。
3. パープル系の下地による透明感と、パールのツヤ効果がくすみをクリアに。目の下など中心部を厚く、外側を薄く塗ることで、立体感が生まれる。
黄みよりの肌にはイエロー、赤みよりの肌にはピンクが有効。肌色に合わせて使い分けを。アイリシェイパー　各3,000円（イプサ TEL：0120-523543）
1. 顔の筋肉が落ちることで、まぶたのハリも失われる。まぶたがやせてくぼみ、目の下に肉が溜まる。影ができると、アイシャドウも望む発色にならない。
2. 目を閉じて眼球のライン全体に薄く塗り、一度チェ ックして影が残る部分に足す。眉尻の下まで広げると老けた印象になるので眼球の上だけに留めて。
3. まぶたの影が解消されて、明るい目元に変身。しっとりとした質感に仕上がるので、後から重ねるアイシャドウの密着感が高まり、発色もよくなる。
深いカーブで、もたついたまぶたに隠れたまつ毛を目頭から目尻まで余さず挟めるベストセラー。アイプチ フィットカーラー　1,500円（イミュ TEL：0120-371-367）
1. まぶたの肉がたるむことで、短く細くなったまつ毛をビューラーがとらえにくくなる。目を強調するためマスカラを重ねると今度は重たい印象に。
2. ビューラーを根元までしっかり入れて、眼球を軽く押す感覚で挟む。まつ毛の先端まで3回ほどビューラーを移動させながら挟み、カールを作る。
3. 自然な上向きまつ毛が完成。まつ毛がしっかり立ち上がれば、マスカラの重ねづけも不要。すっきりと軽やかな印象になり、瞳の輝きも引き立つ。
思いのまま描ける極細ペンシルとパウダーが1本に。使用色はBR704。アイブロー スタイリング デュオ　3,000円（資生堂インターナショナル TEL：0120-81-4710）
1. 加齢で眉頭が薄くなると、眉間が離れて顔全体がゆるんだ印象に。さらに重力に逆らえず眉尻が下がることでハの字眉毛になりやすく、老けて見える。
2. 左右の眉頭の高さを揃え、眉尻は眉頭より下げないこと。眉頭の始点は目頭の真上。ペンシルで眉尻から1本ずつ描いていき、眉頭はパウダーで足す。
3. キリッとした眉毛が復活。さらに眉頭のパウダーを鼻筋に沿って綿棒でぼかすと、ノーズシャドウのような自然な陰影ができ、メリハリのある顔立ちに。
今回は右側のマットな白のみ使用。キャンメイク ノーズシャドウパウダー　680円（井田ラボラトリーズ TEL：0120-44-1184）
チークカラーとハイライトがワンセットに。ジーノ アミノファイン チークカラー（レフィル） 2,400円、コンパクトケース 1,000円（ジーノ TEL：0120 -787-727）
1. 顔全体の肉がハの字に流れ、頬の肉もたるんだ状態に。頬の位置が昔より下がっているため、そこにチークを入れるとたるみを強調して逆効果に。
2. 黒目と小鼻から引いた線が交差する点の上にブラシを置き、頬骨に沿ってこめかみ手前まで3回スライド。ハイライトをチークの上半分に重ねる。
3. チークを頬骨の内側、高めに入れることで頬の位置が上がって見え、顔全体の印象もリフトアップ。ハイライトにより立体感が生まれ、小顔効果も。
濃密な発色と高い保湿力。リーズナブルな価格もうれしい。無香料。キャンメイク キャンディラップリッチカラー 01　580円（井田ラボラトリーズ TEL：0120-44-1184）
1. 色がくすみ、唇の輪郭がぼやけた状態。まずはリップクリームでベースを整えて。乾燥を防ぎつつ表面も滑らかになり、グロスの発色も鮮やかに。
2. 唇にグロスをチップでのせ、ブラシでのばす。上下の口角をしっかり取り、輪郭を意識して塗る。唇がやせた人はオーバー気味に描いてもよい。
3. はっきりとした輪郭取りとグロスならではのツヤで、若々しい口元が完成。鮮やかなローズカラーが顔全体の表情をぱっと明るく華やかにする。
（左）年齢を重ねると、ハリや血色が失われたるみやくすみによる影ができる。　（右）光を足し、パーツを引き上げることで透明感あふれる若々しい顔に。
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TAGS
#くすみ #たるみ #エイジングケア #コスメ #コツ #テクニック #パーツ #メイク #加齢 #大人のおしゃれ #新見千晶 #肌のくすみ #若見えメイク #頬のたるみ

※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ（税抜き）の価格となります。

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