ファンデーションの厚塗りなど、シワやシミといった目につく部分をカバーする方向に走りがちな大人のメイク。
「それよりもくすみやくぼみなど、顔に点在する“影”を消すほうが、簡単なテクニックで断然若く見えます」
と新見千晶さん。肌作りのポイントは、「透明感」。変光パール入りの下地やアイシャドウべースなど、弱点を光で飛ばすアイテムが活躍する。
「一方、眉やチークは入れる位置を見直すだけで若々しくリフトアップします。パーツが中心に寄り、顔が引き締まって見えるような位置を心がけて」
買い換えの時期に悩むビューラーなど思いがけない品から、年齢に合わせて道具を見直す大切さも見えてくる。そして意外なブランドも。
「若い世代に人気がある手頃な価格のドラッグストアコスメも、機能的でトレンド感のある品が多いのでぜひ試してください。気になる1点に絞っていつものメイクに取り入れるだけでも、印象はがらりと変わるはずです」