からだ

毎晩お酒を飲み続けながら、『古典酒場』編集長の倉嶋紀和子さんが見事に2・5㎏減!

  • 撮影・岩本慶三、青木和義 スタイリング・高島聖子 文・一澤ひらり

料理のバランスはバッチリ。後は継続あるのみですね。(大柳さん)

管理栄養士 大柳珠美さん

大柳 それにしても倉嶋さんがこの2週間に作られたメニューは、よく考えられていて素晴らしいですね。肉に偏らず、魚、卵、大豆製品とたんぱく質が4つ、まんべんなく揃っていてとてもいい。きのこや海藻といった食物繊維もたっぷり摂っているし、これならこの先も大丈夫ですよ。しかも朝昼の主食を抜いただけで1週間に1kg以上はストンと減っているわけだから。

倉嶋 今回の大発見は鯖缶でした。栄養満点でおいしくて、ボリュームたっぷり。すごく満足感がありますよね。

大柳 鯖に限らず、魚の缶詰は優秀です。肉にはない栄養が摂れるんですよ。魚のオイルは血中の脂質代謝を整えるオメガ3脂肪酸ですが、とくにDHAは抗酸化作用があるのがわかっています。お酒を飲むと活性酸素がたくさん出て老化につながりやすいから、抗酸化作用があるDHAは活性酸素を除去するのにとても効果的なんです。

倉嶋 美容のためにも鯖缶は常備しなきゃいけないですね。

大柳 鯖缶だけでなく、ほかの魚の缶詰、とくに骨がまるごと入った魚缶ならカルシウムも摂れますよ。

倉嶋 これからいわし缶やさんま缶、いろいろ食べておいしいのを探します。

大柳 2週間続けてみて今後もやっぱり夜にシメを食べたいか、朝昼に炭水化物中心の食事を摂りたいか、どう思われましたか?

倉嶋 私は断然、夜のシメですね!

大柳 それなら夜のシメを楽しめばいいと思います。その代わり朝昼に徹底して糖質制限をしておけばいいんです。夜食べられると思えば朝昼の糖質制限も乗り越えられるでしょ?

倉嶋 そうなんです。それが今回の大きなモチベーションになりました。全然つらくなかったんですよ。夜の本番に備えて身体を整えるっていう気持ちになりましたから。

大柳 私も毎晩お酒が飲みたいし、飲むということはおいしいものを食べたいわけだから、そこに一日の焦点を置いています。夜飲みに行くときは朝昼の主食は抜いて軽めに食べるんです。朝はゆで卵と納豆とぬか漬けですね。

倉嶋 日中はヘルシーな食生活で、そのぶん夜に楽しまれているんですね。

大柳 倉嶋さんも夜に飲み過ぎたり食べ過ぎたと思ったら翌朝は胡麻や抹茶などを入れた豆乳だけにするとか、前夜摂ったカロリー分を調整して胃腸を休ませてあげれば、もっと体重が減ると思います。そして肝臓のためにたんぱく質はちゃんと摂る。そうすればこれからも健康で長く飲めますよ。

倉嶋 夜に向けて胃腸を休める、肝臓をいたわるっていう発想が自分にはなかったんです。今回は気づきをたくさんいただきました。お酒を飲みながらでもダイエットできるという、魔法のような事実を実感できましたし、このまま続けていきたいです。

[朝]二日酔いの朝の欲求を抑えて、炭水化物を排除した朝食。

(左)ゆで卵の醤油漬け。血糖値の上昇がゆるやか。(中)もやしとわかめの味噌汁。善玉菌をアップ。(右)納豆とおくらのみょうが和え。海苔に巻いて。

[昼]たんぱく源になる卵や鯖缶で、 肝臓の栄養になる時短料理を。

(左)野菜のザク切りに鯖の水煮缶をのっけ盛り。(中)外食で。目玉焼きにハムをのせたハムエッグ。(右)鯖味噌煮缶をそのまま開けただけでも大満足。

[間食]海の幸が凝縮された乾物や加工品を味わって、夜へつなぐ。

うるめの丸干し、するめ、酢イカなどを食べて栄養補給。

[夜]大好きなお酒とつまみを堪能し、心身が解放される時間を満喫。

仕事が生きがい。『古典酒場』編集長として、自分が楽しめなくては感動を伝えられない。
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