おさえておきたい、太りにくいおやつの選び方と食べ方。
大好きなお菓子をきっぱり断つのはどうしても難しい。そんな人でも無理なく実践できる、お菓子の食べ方、選び方を管理栄養士の足立香代子さんに聞きました。
撮影・小出和弘 文・嶌 陽子 イラストレーション・中川原 透
6. “ちょこちょこ食べ”で、空腹時を作らない。
「空腹を我慢し過ぎると、次の食事の際にドカ食いしてしまいがち。さらに身体がエネルギー不足を感じているため、ご飯やパンなどの糖質を必要以上に食べたくなってしまいます。食事と食事の間隔が空き過ぎる場合は、間食をしたほうがいいのです」。
何かを食べて上昇した血糖値が元に戻るのに3〜4時間かかる。間食の理想のタイミングは、昼食の4時間後、夕食の4時間前だ。
7. コンビニでは、まずおつまみコーナーへ。
おやつを買おうとコンビニに行ったら、スナック菓子のコーナーに直行していないだろうか。
「その前に、まずはおつまみコーナーに行く習慣をつけてください。ビーフジャーキー、ナッツ、あたりめ、スモークチーズなど、糖質が少なくて腹持ちがいいものがたくさんあります」。
同様に、冷蔵コーナーもおすすめ。ヨーグルトやゆで卵など、理想的な“太りにくい”おやつに出合える。普段は行かないという人も、おつまみコーナーや冷蔵コーナーでお気に入りのおやつを見つけてみよう。
こちらもチェック ⇒ やめられなくて太りたくない人の、甘いお菓子の食べ方講座。
足立香代子(あだち・かよこ)●管理栄養士。臨床栄養実践協会理事長。せんぽ東京高輪病院名誉栄養管理室長。著書に『ズルイ食べ方』(ワニブックス)など多数。
『クロワッサン』965号より
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