からだクロワッサン特別企画 第1弾
<クロワッサン×エアウィーヴ>
更年期女性の睡眠改善プロジェクト
更年期の半数が不眠で悩んでいます。
「睡眠不足が続くと、肥満や生活習慣病にかかりやすくなることがわかっています。眠りをコントロールして、快眠を得ることは、日常生活のパフォーマンスを上げるだけではなく、疾病の予防やアンチエイジングにもつながっている。結果、女性の健康格差をなくすことにもなると思います」と太田博明さん。
大田さんによると、更年期には5大症状ともいわれる典型的な症状があるそうです。不眠は、その第5番め、半数以上の女性が悩んでいることがわかります。
●のぼせ 82.9%
●ほてり 81.6%
●発汗 77.6%
●抑うつ 55.3%
●不眠 53.9%
(「更年期症状の程度と有症率」2004年 日産婦生殖・内分泌委員会調査報告より)
更年期障害の治療のファーストチョイス、女性ホルモン補充療法(HRT)は、のぼせ、ほてり、発汗に関しては、比較的早く効果があらわれます。ところが、抑うつ、不眠となると、すぐに解消できるわけではないようです。
HRTをしていても、眠れない・・・という人は意外と多いというのです。
そこで、クロワッサン読者145にアンケートをお願いしました。
読者145人の「睡眠アンケート」の結果は?
年齢構成
既婚・未婚
更年期症状の有無
ところが、HRTをしている人は、たったの7人。
積極的にセルフケアをしようと思っても、サプリメントは買うけれど、婦人科に行くのは抵抗がある・・・という人が多いのだと思われます。
眠りについての自覚
ぐっすり眠れている、という人は145人中、61人。60%近くの人が「眠りが浅く、よく眠れない」と感じています。
睡眠時間
「眠りが少なすぎても、逆に長すぎてもいけないんです」と太田郁子さん。「死亡率、肥満度(BMI)と睡眠時間との相関関係がわかっています」
世界と比較すると、日本人の睡眠時間の短さは一二を争うのですが、中でも日本女性の睡眠時間は際立って短いのです。しかも、40代、50代となると、さらに短い。更年期と重なって、親の介護や子供の進学問題、仕事をもっていれば責任も重くなります。社会的な背景も大きく影響しています。
では、どうしたらいいか?
プロジェクトの一環として、「寝具を替えてみたら、睡眠の質はどれだけ高めることができるのか」、調査を始めました。
参加者は、クロワッサン読者50名。
エアウィーヴを使い、簡易更年期指数(SMI)とピッツバーグ睡眠質問票(PSQI)でビフォア・アフターの比較をしています。
中間報告は、7月25日発売、930号に掲載しますので、ぜひチェックしてください。もちろん、からだクロワッサンでも引き続き、レポートを載せていきます。
結果をお楽しみに!
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※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。
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