からだ

日本航空 「ストレッチを空の仕事のチームワークに役立ててます」

【クロワッサン倶楽部ニュース】vol.2

フライト前の「1分間体操」

東京・羽田空港にある日本航空のオペレーションセンターでは、便ごとに分かれたフライトについてのブリーフィング(報告説明打ち合わせ)が行われます。

そのブリーフィングではフライト前の「1分間体操」と呼ばれるストレッチも組み込まれています。
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「客室乗務員の仕事は、フライト中の限られた時間や空間で様々な動作や姿勢を求められます。また、高い場所の荷物棚を点検、時には重い手荷物の上げ下ろし、狭いギャレー(機内台所)での動作など、業務上での健康管理はとても大事なことです」

と語るのは、日本航空の健康管理部でフィットネスディレクターを務める本田真次さん。

日本航空では1979年以来、業務用ストレッチマニュアルの改訂を重ね、現在は4パターンものストレッチを使い分けています。

「もっとも重視するのは体幹・コアです。腰を守るとともに宇tくしい姿勢を保つためには肩甲骨。昇降に際してはふくらはぎ、そして腹式呼吸もしっかり行います」

チームワークやコミュニケーション向上にも一役かっているという短時間に効率よく行う日本航空のストレッチ。

「初顔合わせのグループなどには気持ちをほぐすうえでも効果があります。皆さんの日常生活にも私たちの”1分間体操”を参考にしてもらえると嬉しいですね」と本田さん。

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構成:フランク裕香

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