からだ

冷え取り健康法で肩こり、ギックリ腰から開放された、平澤まりこさんの温活。

体を温めると、めぐりがよくなり、健康・美容レベルをぐぐっと底上げ。
イラストレーター、版画家の平澤まりこさんが実践する温活を紹介します。
  • 撮影・黒川ひろみ 文・松本あかね

 靴下の重ねばきが 中心の冷えとり生活で  不調知らずです。

長年、職業病ともいえる肩こり、ギックリ首に悩まされてきた平澤まりこさんが、すっかりその悩みから解放されたのは、10年以上続けている「冷えとり健康法」のおかげだ。

「代謝が悪かったのに、いろいろな循環がよくなったら、肩こりもそうだし、疲れにくくなりました。一番大きいのは体温が上がったこと。ということは、免疫力も上がったと思います」

冷えとりの主な方法は、靴下の重ねばきと半身浴。絹と綿の靴下を絹→綿→絹→綿……とミルフィーユ状に重ねてはく。レギンスも重ねばきするため、下半身が暖かい空気の層に包まれ、とても心地いいのだとか。

大切なのは肌に触れる1枚目をシルクにすること。シルクは保温性と通気性を兼ね備え、「汗と一緒に毒素を出す感じ」。そして、夜には半身浴で、じんわり汗ばむくらいに体を温める。

●靴下は4枚、レギンスは2枚。肌に当たるところはシルク素材。

一年中、靴下は最低4枚、レギンスは2枚を重ねてはく。寒い季節にはウールやアルパカ、カシミヤのレギンスも活躍。上左から・絹5本指ソックスM 1,452円、純綿100%5本指ソックスM 473円、絹100%先丸ソックス 1,650円(以上、正活絹/冷えとりとくらしの店 clove https://clove-tokyo.com) 右・Mano レギンス クリアグレー 股下60cm 2万59 50円(プエンテ TEL.086・728・0144) EMILY レギンス ネイビー シルク混ウール 1万120円(ヨハ/くらすことhttps://www.kurasukoto.com/store/) 上写真・シルク&コットンのねじり編み靴下(レッド)9,020円(amine/light fields8 https://shop.lightfields8.com

「汗と一緒に毒素を出す感じ」。そして、夜には半身浴で、じんわり汗ばむくらいに体を温める。

「汗をきちんと出すことで、肌がきれいになった気がします。吹き出物がなくなったし、日焼けしてもターンオーバーが早い。気持ちの面でも穏やかに。心もしっとり潤うのだと思いますね」

●毎日20分以上の半身浴でめぐりを促し、心地よい汗をかきます。

「一日の浄化の気持ちも込めて、湯船に天然塩とアロマオイルを入れ、本を持ち込んでゆったり過ごします」。お湯は38〜40度くらい、みぞおちまで浸かり、うっすら汗ばむくらいがよいとされている。エッセンシャルオイル SHINKOKYU、HANAYAGI、MICHIRU 各3,520円(SOJYU https://sojyu.official.ec
平澤まりこ

平澤まりこ さん (ひらさわ・まりこ)

イラストレーター、版画家

広告、雑誌や書籍で活躍。近年はオリジナルの手法「描版画」を手がけ、今年、初めての作品集『いつかの森』(求龍堂)を刊行。

『クロワッサン』1106号より

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