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干し椎茸とひき肉の豆板醤炒め【ワタナベマキさんの乾物レシピ】

食物繊維が豊富で旨みが凝縮している乾物。戻し汁とのダブル使いで、水に溶け出た食物繊維まで摂取できる、腸活にもってこいのワタナベマキさんのレシピを紹介。

撮影・青木和義 スタイリング・矢口紀子 文・板倉みきこ

干し椎茸とひき肉の豆板醤炒め【ワタナベマキさんの乾物レシピ】

干し椎茸とひき肉の豆板醤炒め

歯ごたえのあるプリプリの椎茸が、肉同様の食べ応えをプラス。

【材料(2人分)】
干し椎茸(乾燥)3枚
豚ひき肉 150g
長ねぎ(粗みじん切り)1/2本
にんにく(みじん切り)1かけ
酒 大さじ1
みりん 大さじ1
醤油 大さじ1
豆板醤 小さじ2/3
ごま油 小さじ2
えごまの葉(または大葉)適量

【作り方】
1.干し椎茸は下記の方法で戻して石突きを取り、約2cm大に切る。
2.鍋にごま油、にんにく、豆板醤を入れて中火で熱し、香りが立ったらひき肉を入れ、色が変わるまで炒める。
3.1、長ねぎを加えてしんなりするまで炒め、酒、みりん、醤油を加え、汁気がなくなるまで炒める。器に盛り、えごまの葉で巻いて食べる。

戻し汁とねぎの卵スープ

椎茸の旨みを生かした滋味深いスープ。にゅうめんを加えても。

【材料(2人分)】
干し椎茸の戻し汁 300ml
長ねぎ(斜め薄切り)1/3本
しょうが(すりおろし)少々
卵 1個
醤油 小さじ1
塩 小さじ1/4

【作り方】
鍋に戻し汁と長ねぎを入れて中火にかける。煮立ったら、しょうが、醤油、塩を加え、溶き卵を回し入れ、蓋をして1分煮る。

[余りで作る、常備菜]干し椎茸の梅煮

干し椎茸とひき肉の豆板醤炒め【ワタナベマキさんの乾物レシピ】

【材料(作りやすい分量)】
干し椎茸(戻したもの)100g
梅干し 2個
A[干し椎茸の戻し汁(または水)2/3カップ みりん 大さじ2 酒 大さじ1]
醤油 小さじ1 

【作り方】
1.干し椎茸は軸を切り落とし、薄切りにする。
2.鍋に1、崩した梅干し、Aを入れて中火にかける。煮立ったら落とし蓋をして弱めの中火で汁気がなくなるまで15分煮る。最後に醤油を加え、火を止める。冷蔵庫で1週間保存可能。

[干し椎茸]戻し方

1.干し椎茸の表面の汚れをさっと払う。ボウルに入れ、かぶるくらいの水を加え、浮かないようペーパータオルで落とし蓋をする。
1.干し椎茸の表面の汚れをさっと払う。ボウルに入れ、かぶるくらいの水を加え、浮かないようペーパータオルで落とし蓋をする。
2.6時間以上浸して水気を切る(戻し汁はとっておく)。
2.6時間以上浸して水気を切る(戻し汁はとっておく)。
1.干し椎茸の表面の汚れをさっと払う。ボウルに入れ、かぶるくらいの水を加え、浮かないようペーパータオルで落とし蓋をする。
2.6時間以上浸して水気を切る(戻し汁はとっておく)。

乾物&戻し汁を余すことなく。食物繊維を効果的に、美味しく摂取。

栄養が豊富な旬の時季に収穫した、野菜や海産物を乾燥させた乾物は、水分が抜けている分、元の食材の持つ栄養が凝縮。特に食物繊維が豊富で、体の代謝に必須なミネラルもたっぷりだ。

「さらに食感がいいので、よく噛んで食べるから消化力が上がり、食べ応えも充分。胃腸が元気になる、太りにくい体作りには必須の食材だと思います」と、自身も大の乾物好きだという料理家・ワタナベマキさん。レパートリーが広がらないという声も多いが、実はエスニックの味付けとも好相性。そこで今回は、戻し汁まで活用した乾物のレシピを紹介してもらった。

「戻し汁を使えば、水に溶け出た食物繊維が有効に摂取でき、旨みもアップ。腸活料理としての完成度も上がります」

2〜3日に1度は乾物料理を作る。

切り干し大根、干し椎茸、かんぴょう、ひじきなど様々な種類を常備し、日々の料理に活用。出張のたびに各地…

切り干し大根、干し椎茸、かんぴょう、ひじきなど様々な種類を常備し、日々の料理に活用。出張のたびに各地の乾物を購入するのも習慣。ストックしやすく、いざというときの非常食にも。

寝る前に仕込んで戻し汁も活用する。

おいしいだしが出る乾物は、戻し汁まで上手に活用。干し椎茸は戻すのに時間がかかるので、就寝前に麦茶用ポ…

おいしいだしが出る乾物は、戻し汁まで上手に活用。干し椎茸は戻すのに時間がかかるので、就寝前に麦茶用ポットに水とともに入れておき、翌日、戻し汁はスープや煮物などに利用。

1袋戻して 余った分は簡単常備菜に。

開封後は、湿気や他の食品のにおいを吸収しやすいので、1袋全部戻してしまい、余った分は簡単常備菜にして…

開封後は、湿気や他の食品のにおいを吸収しやすいので、1袋全部戻してしまい、余った分は簡単常備菜にしておくといい。

  • ワタナベマキ

    ワタナベマキ さん (わたなべ・まき)

    料理家

    乾物など、昔ながらの食材を使いながらも現代的でナチュラルな家庭料理が人気。近著は『ワタナベマキのいまどき乾物料理』(NHK出版)。

『クロワッサン』1085号より

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