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夏疲れに効果的なカラフル野菜のパワー。ゆで卵と夏野菜の揚げ浸し【牛尾理恵さんのレシピ】

夏の不調を防ぐには、まずタンパク質を摂ることが肝心。動物性、植物性を取り混ぜ、旬の野菜と合わせて作り置きすれば、いつでも楽に食べられます。
  • 撮影・小川朋央
冷蔵庫で3日ほど保存可能。ガラス製の容器ならにおい移りも気にならない。

夏を代表する野菜をたっぷり摂るなら、こちら。ゆでた麺と合わせると、揚げた野菜のコクが溶け込んだ漬け汁をあますことなく堪能できるひと品が完成。

【材料(作りやすい分量)】
ゆで卵 4~8個
なす 4本
オクラ 8本
パプリカ 1個
A[だし汁 600ml、しょうゆ 大さじ5、みりん 大さじ5、酢 大さじ1と1/2、赤唐辛子 2本]
揚げ油 適量

【作り方】
1.なすは縦4つ割りにし、オクラはガクを取り除き、数カ所穴をあける。パプリカは乱切りにする。
2.170度に熱した油で1を揚げる。
3.Aを合わせ、2、ゆで卵を漬け、冷めたら冷蔵庫で3時間ほど漬ける。

↓アレンジ

そうめん
そうめんを熱湯で2分ほどゆで、冷水にとって冷ます。器に盛り、揚げ浸しをのせ、漬け汁を回しかける。好みでカレー粉を少しふっても。

タンパク質と夏野菜を同時に摂る。

40歳で始めたダイエットがきっかけで、今では筋トレが日課という牛尾理恵さん。週に4回はジムに通っている。

「トレーニングをしたら効率よく筋肉をつけたいので、タンパク質は積極的に摂取しています。水分を貯蔵する筋肉が体についているほうが、熱中症や脱水症状にもなりにくいんですよ」

タンパク質を摂る際には、ビタミンや適度な糖質も同時に、を心がけるとより吸収されやすくなるのだという。

「ビタミンたっぷりの夏野菜と合わせて作り置きしておけば、時間のない朝でもご飯や麺と合わせてさっと一品ができ、タンパク質を手軽に摂ることができます。そうした食事と、自宅でできる簡単な筋トレやウォーキングを合わせれば、夏バテや熱中症の予防にも」

牛尾理恵

牛尾理恵 さん (うしお・りえ)

料理研究家

栄養士の資格を持つ。日々のごはん作りに生かせる健康的で作りやすいレシピが人気。近著に『オートミールでスープジャー弁当』など。

『クロワッサン』1073号より

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※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。

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