毎日続ければ変化を実感、背骨リセット。意識すべきは「胸椎」です。
いきなり結論です。胸椎をしなやかに保つことができれば、いつも体は楽なまま。4つのステップで背骨を若返らせる運動を紹介します。簡単にできますから、毎日の習慣に!
鍼灸師であり指圧師の石垣英俊さんに教わります。
鍼灸師であり指圧師の石垣英俊さんに教わります。
撮影/岩本慶三 文/石飛カノ モデル/北川リサ スタイリング/高島聖子 ヘアメイク/村田真弓 イラストレーション/宇和島太郎、松元まり子
[ひねる]
【胸椎をひねる簡単な方法もあります。】
( Step 1 )壁に正対して胸椎ひねり。
体が硬い、腰や肘に不安がある人は試してみよう。写真のように左の手で壁を押すようにすると、胸椎にひねりが入る。
壁から30~50cm程度離れて正対する。両方の手を胸の高さで開く。写真のように右足を壁に平行に、左足を45度程度に開く。体重をあずけるように壁に手をつき、左の手で壁を押す。反対側も同様に。
●片方の手で壁を押すだけで、あら不思議。
壁に近づいている側の手で壁を押した力は、壁にあずけた体重が抵抗になって、適度な負荷をかけつつ、胸椎を回転させる。
( Step 2 )膝が痛い人におすすめ。
(1)イスの角に浅く座る。
イスの角に浅く座る。正面に座るよりも、ひねり動作が浅くなるから、体をあまり動かしていない人にもおすすめの整体。
(2)上半身をひねる。
上半身をひねって両方の手でイスの背もたれをつかむ。腰はできるだけ動かさないように。
(3)顔を前に向ける。
2の姿勢から顔だけ前に向ける。胸椎にしっかりひねりが入る。3~5呼吸。逆も同様に。
『Dr.クロワッサン 痛みとコリをすっと消す、自分でできる整体』(2020年4月28日発行)より。
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