西田尚美さん「自然と笑顔になれるワクワクを探して」。わたしの今、これまで、これからを支えるチューニング法
写真・森山祐子 ヘア&メイク・茅根裕己(Cirque) スタイリング・金子夏子 構成・越川典子 文・薄葉亜希子
「今のわたしはどう?」。自分自身を正確に知ることが安心感につながる
10代の頃から、長く幅広いフィールドで活躍し続ける西田尚美さん。年を重ねる毎に増していく彼女の魅力に迫る。
ここ数年続けている趣味はピラティスや英会話。次は「着付けや水泳も習ってみたい」と話す。体の変化には敏感ではありがたいが、日々のワクワクを大事にしたいという。
「50歳を迎えた頃、少しずつ体調の変化を感じて。あ、ゆらぎ期に入ったのかな、と。30代で出産してからは定期的にかかりつけの婦人科に通院するようにしているのですが、その先生が『年齢による変化は感じるままに受け止め、気分転換できるものを見つけて』と言ってくれて、それを心に留めています。特にピラティスは、動きは地味なものの体の内側に働きかける感覚があり、呼吸も整い、終わると体がスッキリ。週1くらいでマイペースに続けています。無理のないペースがわたしに合っているようです」
忙しい日々を過ごす西田さん。ピラティスはもちろん、ほかにも調子を整えるために気軽に毎日取り組めるチューニング術を用いているそう。例えば食事や睡眠、入浴にもその工夫が。無理なく取り入れられて、ちゃんと体が喜ぶことを意識して実践しているのだとか。
「女性は大豆製品や発酵食を摂るといいと聞いて、こまめに食べるようにしています。ひきわり納豆とキムチ、ごま油を混ぜたものを作っておいて、夜に必ずひと口。あとはお気に入りの入浴剤を入れた湯船に浸かり、簡単なストレッチを。眠りにつく準備として、ハーブティーで心を落ち着かせる。2~3時間で目が覚めてしまう日もありますが、その時はもう深く考えない。気の置けない同世代の友人と集まって『わたしもそう!』とおしゃべりすれば、心が楽に、元気になれます」
ちょっとした心身の変化については思い詰めない一方、現在地を知ることも大事と続ける。
「体に変化が現れた頃、ゆらぎ期であることに気づきました。ちゃんと知れば心構えできますし、知ると知らないとでは全然違いますよね。今、わたしは人生のこういう時期にいるんだなあと、できるだけ深刻にならず受け止めて」
知ることのひとつとして、西田さんは今回「エクオール検査」にトライ。自宅に届く検査キットを使い採尿。食生活に関する簡単な質問に答えたものと合わせて検査機関に郵送すると、約2週間で「体内でどのくらいエクオールが作れているか」がわかる。
「エクオール」とは大豆イソフラボンが腸内細菌によって代謝されてできる成分。ゆらぎ世代の女性の健やかさを保つ成分として期待されている。
「結果は5段階中の3。まったく作れていなかったら、と心配でしたが、完全ではないにしろ少しは作れていてひと安心。でもそれはさておき、エクオールがいかに女性に必要な成分であるかということと、今の自分の状態を知れたというのはよかったですね。大豆食品を意識して摂ってはいますが、十分に補えきれていないとも感じていたので……。今回、エクオールを手軽に補える『エクエル』という製品に出合えたのはすごくよかったです。女性にとって心強い味方になりますね」
駆け出し時代に監督からもらった言葉“焦らないで、いばらないで、あなたらしく”——「あの頃」のわたし
モデルから俳優に転身した20代。当時を「いっぱいいっぱいでした」と振り返る。
「演技を始めたのは遅いほうでした。俳優の仕事に自信が持てず、プロフィール欄の“モデル”の肩書きを長いこと外せずにいました。目標や方向性に迷っていた頃、撮影でご一緒した監督からいただいた手紙に『これから先、焦らないで、いばらないで、下を向かないで、あなたらしく前進していってくださいね』と書かれていたんです。ああ、そういう風に歩いていけばいいんだ、と。この仕事は不安定な面が大きいですから、不安に駆られても『焦らない、焦らない。今は種まきの時期』と言い聞かせ、次の仕事で発揮できるよう、内面を磨くようにインプットをたくさんして。何か悩むことがあれば幾度となく立ち返る、わたしの指針となっている言葉なんです」
そして30代になり、結婚と出産を経験。娘との時間を優先して仕事をセーブしていた時期も。
「娘が小学3年生くらいまでは、なるべく一緒に過ごすようにしました。面白いですよね、子どもって。自分なりにちゃんと考えていて必死で。それが本当に可愛くて。当時は仕事をセーブすることに対して焦る気持ちがあったのですが、今振り返ると二度と戻ってこない子どものその時期を見逃さなくてよかったなと思います」
「ただあまり干渉しすぎないよう、いい意味で放っておいて見守っていこうとも。というのも、娘を出産した時に助産師さんが言ってくれたんですね、『この子はあなたの体から生まれてきたけれど、これからは彼女自身の人生を「ひとりの人間」として生きていくからね』。そのかたはわたしの育児への気負いに気づいて、力が抜けるように声をかけてくれたのかもしれません。その言葉は、子育てをする上でずっと大事にしています」
今年、家族で旅行をした時のエピソードにも西田さんらしさが。
「恥ずかしながら、帰りの空港でお財布を紛失したんです。パニックで慌てるわたしの横で、娘は冷静に空港の係のかたに状況を伝えてくれて。結局無事に見つかって事なきを得ましたが、娘の成長を実感しました。むしろ、もう母よりしっかりしているんですよね。彼女からすると、わたしの慌てぶりがおかしかったようで(笑)」
無理せず、時に自分を許しながら「これからのわたし」をもっと楽しみたい
家族と仕事、趣味や友人たち。西田さんはとにかく“好き”を見つけることに長けている。
「今、愛しくてたまらないのがわが家の愛犬・ネル。こちらの話をちゃんとわかっていて反応するんですよ。もうね、人間が入っているでしょというくらい(笑) 『ネルがいつかいなくなったらどうしよう』と娘に言うと、『今こんなに元気なんだから、そんなこと言わないで』とたしなめられています。一緒にいる今を大事にしようって。娘の方がわたしよりずっとしっかりしていますね」
毎日を無理なく積み重ねる。
さらに年齢を重ねたあとのことについて西田さんに尋ねると「どうなるんでしょうね? むやみに構えず、どんな感覚で過ごせるのか楽しみにしておこうと思います」と、実におおらか。
「もちろん生活をしていると、落ち込むこともあるんですよ。そんな時こそ“えいっ”と気合を入れて、そのときどきで“面白い”と思えることを見つけて、笑っていたいですね。そうそう、わたしの知人に、思いやりが深く、でも押し付けがましくなく、内には情熱を秘めている。そんな素敵な女性がいるんです。彼女のように自分らしさを保ちつつ、人に対して優しくいられたら」
人生の節目での出会い、お守りとなる言葉を味方につけながら、しなやかに歳を重ねる西田さん。今回の「エクエル」との出合いもまさにそう。
「エクエルは、元気でいられるお守りのひとつに加えたいですね! これからも楽しいこと、新しいことにアンテナを張ってワクワクしながら過ごしていきたいです」
女性の健康と美をサポートする成分エクオール
1.大豆イソフラボンが腸内で代謝されて作られる成分
特定の腸内細菌によって、大豆イソフラボンがエクオールに変わって初めて女性に嬉しい働きが出てくる。大塚製薬は、大豆胚芽と安全性の高い乳酸菌からエクオール含有食品を開発。長年、自社で研究データを積み重ねている。
2.エクオールを作れるのは日本人の約2人に1人
せっせと納豆や豆腐を摂っても、エクオールを作る腸内細菌をもっていなければ、エクオールは産生されません。その割合は中高年女性で約50%。若年層になるとその確率はさらに低下すると言われています。また、産生できる人でも体調によっては産生できないことも。サプリメントなら直接エクオールを摂ることができる。
3.エクオールは1~2日で尿中に排出される
40代以降の女性の健康と美のために摂ってほしいエクオール摂取目安量は1日10㎎。摂っても1~2日で尿中に排出されるので、継続はサプリメントが便利。
問い合わせ先:大塚製薬 エクエル相談窓口
TEL:0120-008018
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