からだ

威圧的ないかり肩、ストレッチでなんとかしたい。

お悩み解消ストレッチを、スポーツ&サイエンス代表の坂詰真二さんに教わります。
  • 撮影・黒川ひろみ ヘアメイク・武田尚子(MÉLANGE) スタイリング・春原久子 文・石飛カノ イラストレーション・川野郁代 モデル・くらさわかずえ

威圧的なイメージのいかり肩を改善して女性らしい シルエットにしたい。

鎖骨の中央を結んだラインより肩の位置が高い人は“いかり肩”といわれています。

肩の位置が高いとがっしりしたシルエットになり、ときに威圧的なイメージを人に与えることも。生まれつきの体型というより、長時間のデスクワークや重い荷物を持つなどの生活習慣で、いかり肩姿勢になるケースも多くあります。

首から肩甲骨周辺に広がる菱形の筋肉を僧帽筋といいますが、いかり肩の人は、この僧帽筋の上部が硬くなりがち。ほぐしましょう。

【解決】

肩を覆う僧帽筋の上部をストレッチでのばしてゆるめる。

【やってみよう!】手にぶら下がるイメージで。

椅子の右半分に浅く腰掛ける。右手は太ももの上、左手を椅子の座面にひっかけて、カラダを右方向に倒す。10秒キープ。逆も。

【Point】肩を脱力させ体重にまかせる。

(A)手を脚の付け根に置いて姿勢を保つ。

(B)指を椅子の座面の下にひっかける。

(C)座面の片側半分に座り、脚を開く。

(A)左肩と腕の力を抜き、体重を利用して左側の僧帽筋の上部をのばす。

(B)ひっかけた手にぶらさがるようなイメージでカラダを横に倒す。

坂詰真二

監修

坂詰真二 さん (さかづめ・しんじ)

スポーツ&サイエンス代表

1966年生まれ。横浜市立大学文理学部卒。アスリートへの指導のほか、各年代に応じた筋トレやストレッチなどをさまざまな媒体で紹介。

『Dr.クロワッサン 何歳からでもカラダはやわらかくなる!』(2019年1月5日発行)より。

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