ごはんが進む! なすの甘酒さっと煮【山脇りこさんの甘酒レシピ】。
調味料として甘酒を使うとより味わい深く栄養価もアップ。料理家の山脇りこさんに教わります。
撮影・小林キユウ 文・葛山あかね
ごはんが進む、進む! 甘辛く炊いた惣菜の大定番。
砂糖やみりんの代わりに甘酒を使用。甘辛味がクセになるご飯のおかずだ。なすがくったりと煮えたところで、調味料である甘酒と醤油を加えることがポイント。
【材料(2人分)】
なす3本
甘酒大さじ3
醤油大さじ2
植物油大さじ1
木の芽少々
【作り方】
1.なすはへたを取り、1cm幅の斜め切りにする。
2.鍋に油をひき、1を炒める。しんなりしたら甘酒と醤油を加えて煮からめる。
3.器に盛り、木の芽を飾る。
甘酒を使うメリット
(1)短時間で、長時間煮込んだような味になる(カレーライス ビーフシチュー)
(2)旨みがプラスされ、味に深みが出る(ブリの照り焼き 甘酢漬け)
(3)料理にコクが出る(肉じゃが 煮魚 豚の角煮)
(4)素材がしっとり柔らかくなる(鶏の唐揚げ 煮豚 和え物)
(5)自然な甘みがつく(卵焼き ちらし寿司 アイスクリーム)
(6)調味料が少量ですむ(ひじきの煮物 さば味噌煮 海老チリ)
(7)もっちりとした食感も楽しめる(パンケーキ プリン)
『Dr.クロワッサン 若返る 甘酒・麹の健康法』(2019年6月28日発行)より。