髪型にまつわる用語は、プロと一般の人とで認識が異なる場合が多いのだそう。
「『レイヤー』と言っているけど、本当は軽くしたいのかな? などと推察するのに苦労します。なんとなく聞いたことがあるだけで正しく理解していない専門用語は、使わないほうが無難です」(村松さん)
「『ナチュラルな感じ』『モードっぽく』などの曖昧な言葉も、お互いに思い描くイメージが一致しているとはかぎらないので要注意です」(長谷部さん)
ちゃんと伝えたつもりでも、蓋を開けてみたら思っていた仕上がりとまったく違うという事態にもなりかねない。この点からも、オーダーの際には写真などビジュアルを共有するほうが安心というわけだ。
[半端な専門用語を使うべからず]