●糖尿病の悪化
【腎障害や網膜症、神経障害に】
食事の乱れなどによる糖尿病には、高血糖によって血管がもろくなる合併症がある。高血糖は全身の毛細血管を傷つけます。糖尿病性の腎障害や網膜症、神経障害などは毛細血管のトラブルが原因です。
●消化器の不調
【胃酸の異常や消化不良、腸の異常】
毛細血管は粘膜の保護にも重要な役割を果たす。毛細血管の機能低下によって胃腸の粘膜が不調になると、胃酸の分泌や消化酵素の生成、腸内環境の悪化による栄養素の吸収阻害など多くのトラブルが。
●腎臓のトラブル
【腎臓のトラブル腎機能障害・腎不全】
腎臓の内部は多くの毛細血管から成り立っていて、塩分と水分の調整をして血圧を維持したり、血液の状態をコントロールしたりしている。毛細血管がダメージを受けると血圧や血管のトラブルに。
●免疫力の低下
【がん、ウイルスや細菌による感染症】
血流が良ければ免疫を担う白血球やリンパ球がしっかり全身を巡り、体内に侵入した細菌やウイルス、がん細胞を見つけて戦える。血流が悪くなると、異物への対応が遅れてしまい、免疫力が低下する。