リビングの子どものおもちゃがどんどん増え、掃除がしにくくてストレスです。
普段の生活で苦手な掃除は何? そんな問いを立て、編集スタッフに大調査。かゆいところに手が届く、プロの意見をQ&Aでお届けします!
撮影・岩本慶三 イラストレーション・山口正児 文・板倉みきこ
本間朝子(ほんま・あさこ)さん
知的家事プロデューサー。仕事と家事の両立に苦労した自身の経験から、無駄な時間と労力を省く「知的家事」を考案。著書に『ゼロ家事』(大和書房)など。毎月無料家事セミナー開催。
小松拓也(こまつ・たくや)さん
ダスキン サービスマスター事業部マネジャー。掃除用品の販売や家事代行など、暮らしの中の”キレイ”を提案する会社「ダスキン」に勤務。現在、ハウスクリーニング部門で活躍中。
【Q】リビングの子どものおもちゃがどんどん増え、掃除がしにくくてストレスです。
【A】
この悩みには、掃除と片づけの問題が混ざってしまっている、と小松さん。
「掃除をする前に、片づいている状態にしないといけません。子どもにも、片づけないと掃除ができない、ということを理解してもらう必要があります。年齢によって理解度は変わるので、子どもに合わせて片づけの判断をしてもらいましょう。今使うものか、ここで必要なものか、などを確認して、一緒におもちゃを分類して片づけることを習慣化させることが大事です」
散らかって大変な状況だということは、そもそもの数が多すぎだと本間さん。
「子どもにも流行があるはず。おもちゃを全部出しっぱなしにせず、お気に入りの一軍だけ出し、それ以外は別の場所に入れておきましょう。収納袋にもなるプレイマットも便利です。遊び終わったらザッと片づけられ、すぐ掃除できます」
プレイマット play & go
『クロワッサン』1024号より
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