プロが紹介する、生ゴミ臭を抑えるお役立ちグッズとアイテム。
撮影・土佐麻理子 構成&文・小沢緑子
[消臭できる便利グッズ]
腐敗臭を断てる消臭のスグレモノ。
「便利な防臭グッズも増えていますから、特に魚や肉の骨など腐敗臭が気になる季節は製品の力を借りても」(本間さん)
毎日の処理時に利用すれば、生ゴミ臭のストレスを軽減。対策グッズの中から、本間さんのおすすめを紹介してもらった。
捨てるたびにスプレー、 ゴミ袋の中に狙い撃ち。
人工酵素を使用した生ゴミ用消臭剤で、天然の香りはそのままに、悪臭のみに作用。生ゴミの処理のたびに使用するのが効果的。
台所掃除&生ゴミ消臭が、 シート1枚で完了。
キッチンの拭き掃除をした後、生ゴミを捨てる袋に一緒に入れて密閉すると消臭効果も発揮。生ゴミのニオイに反応する成分配合。
医療向け製品を応用。口を結ぶだけで臭わない。
医療向けの高機能な袋の開発から生まれた製品。袋を2重にしなくても、生ゴミを入れて口を結ぶだけで、ニオイ漏れを防ぐ。サイズはSとMのみ。
悪臭の元になる生ゴミの液ダレも吸収。
ゴミ箱の底に敷いて脱臭するシート。シリカゲルと活性炭入りの特殊不織布に、銀イオンも加えて抗菌。
[電動ゴミ箱]
電動ゴミ箱でニオイをシャットアウト。
ゴミの処理がグンとラクになる電動ゴミ箱も注目。「センサー付きで自動開閉するものが主流ですが、さらに個性的な機能を搭載するタイプも登場しています」と、家電ライターの田中真紀子さん。特に防臭効果に優れた3商品をピックアップ。
マイナス11度で 中のゴミを凍らせる。
冷凍機能付きで、ゴミを凍らせて雑菌の繁殖を抑える。「まるで小さな冷凍庫。ペット用シーツやオムツなど、ニオイが気になるゴミが出る家庭にも便利です」。
面倒なゴミ袋の着脱を自動で行ってくれる。
「ボタンを押すだけで中のゴミ袋を密閉し、次の袋もセットする機能付き。ゴミ袋を外して口を縛ったり、次の袋を広げる手間が省けます」。
オゾン発生機能付きで、ゴミを消臭、除菌。
「蓋の内側にオゾン発生機能が付いていて、ボタンを押すとゴミ箱の中にオゾンを放出してニオイを抑えるタイプです」。消臭・脱臭のほか、除菌も期待できる。
[生ゴミ処理機]
生ゴミを加熱して乾燥させる処理機も便利。
「水気を飛ばしてニオイを抑えることを、機械任せにできる生ゴミ処理機は便利」(本間さん)
「温風で乾燥させてカサが減った生ゴミを見ると達成感を覚えるほど。何カ月か熟成させると堆肥として使えるので、園芸用にしても」(田中さん)
乾燥・粉砕式で、ゴミの重さが約5分の1。
生ゴミをヒーター加熱と送風により乾燥させてから、複数の羽根で撹拌して砕き約5分の1の軽さに。「キッチンになじむデザインもおすすめ」(田中さん)。
独自の予約機能で、稼働時間を調節できる。
「生ゴミの容量が減りニオイが抑えられるので、ゴミ処理にかかる時間や手間が省けます」(本間さん)。温風乾燥式。3時間後スタート予約機能も搭載。
レンタルもオススメ
電動ゴミ箱や生ゴミ処理機をお試し。
「家電の購入に迷ったら、私は家電レンタルサービスを活用します」(本間さん)。電動ゴミ箱や生ゴミ処理機も試すことが可能。
↓
Rentio[レンティオ]
https://www.rentio.jp
『クロワッサン』1125号より
広告