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本棚の裏や並べた本の上など、知らないうちに溜まる綿ぼこりが気になります。

普段の生活で苦手な掃除は何? そんな問いを立て、編集スタッフに大調査。知的家事プロデューサーの本間朝子さんとダスキン サービスマスター事業部マネジャー小松拓也さんのお二人に話を聞いて、かゆいところに手が届くプロの意見をQ&Aでお届けします!
  • 撮影・岩本慶三  イラストレーション・山口正児 文・板倉みきこ

【Q】本棚の裏や並べた本の上など、知らないうちに溜まる綿ぼこりが気になります。

【A】

「本棚の裏を掃除しやすくするために、もともと壁から4〜5cmほど離しておくといいですよ。モップを入れられるギリギリの幅があれば、本棚の裏の壁や床を掃除できます」(小松さん)

本棚の中のホコリ予防には、本間さんが多数のアイデアを提案してくれた。

「一番簡単なのは、本棚全体に部屋の雰囲気に合った布をかけてしまうこと。また本をそのまま入れず、ジャンル別など自分が分かりやすいグループに分け、ファイルボックスに入れてから並べるのも手。ボックスごと取り出せるので、掃除がしやすくなります。本の高さを揃え、その上にコピー用紙1枚か、クリアフォルダーをのせるアイデアもあります。本に直接ホコリが溜まることを防げるし、紙やクリアフォルダーを取り出して掃除するだけなので楽です」

モップなど掃除道具が入る幅だけ、壁から少し離しておけばいい。
本間朝子さん

本間朝子(ほんま・あさこ)さん
知的家事プロデューサー。仕事と家事の両立に苦労した自身の経験から、無駄な時間と労力を省く「知的家事」を考案。著書に『ゼロ家事』(大和書房)など。毎月無料家事セミナー開催。

小松拓也さん

小松拓也(こまつ・たくや)さん
ダスキン サービスマスター事業部マネジャー。掃除用品の販売や家事代行など、暮らしの中の“キレイ”を提案する会社「ダスキン」に勤務。現在、ハウスクリーニング部門で活躍中。

『クロワッサン』1024号より

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