「手が黄色いなと気になったら、手以外の部分もチェックしてみてください。白目も黄色い場合、全身がだるい場合は、黄疸の可能性があります」
黄疸は、急性肝炎といった肝細胞の障害、胆管の詰まり、赤血球の破壊など、病気のサイン。早めの受診が必要だ。
手だけが黄色い場合、食べ物が原因の可能性がある。
「かぼちゃやにんじん、みかんなど、βカロチンを多く含む食物を食べ過ぎると皮膚に色素が沈着することがあります。ただし、体に害はないですし、摂取を控えればやがて元に戻るので、心配しなくて大丈夫です」
ちなみに、手のひらが真っ赤になっているなら、肝機能の低下のサインであることも。気になる場合は医師に診てもらおう。