手の甲に浮き出る血管は、静脈。これが浮き出てくる原因としては、年齢によるものが最も大きい。
「年をとるとともにコラーゲンが減ってくるため、皮膚に張りがなくなり、薄くなってきます。さらには皮下脂肪も減ってくる。こうした原因により、静脈が浮き出るようになるのです。また、加齢により血流が悪くなることも原因のひとつ。血流が悪いと血管が硬くなっていくため、より手の甲に目立ちやすくなります」
少しでも進行を防ぐには、日頃から血行をよくすること。たとえば、週に一度は運動をする、入浴時はシャワーだけで済ませず湯船に入ってしっかり温まる。こうした習慣を心がけて、しなやかな血管を保ちたい。