【ファッション】長く着こなせる上質アイテム〈シャツ編〉

シャツは、1年通して使える綿の、白やストライプで。
仕立てのよい作りのレギュラーカラーがベスト。

「実は、ジャケットよりもシャツのほうが、自分の体に合ったサイズかどうかが着映えを左右します。ぜひ試着して確認してみてください」と、スタイリストの木俣歩さん。

ここで紹介したシャツは、採寸して仕立てる技術を持つメーカーばかり。こうした質のよいシャツが1枚あれば、きちんと着るのはもちろん、カジュアルも品よくおさまります。今回は、白とストライプ、それぞれ同じシャツを着まわしたコーディネートを提案します。

白シャツ

左・シャツ職人の熟練技とモダンな感性が融合したイタリアの生粋のシャツメーカーより。3万円(バルバ/ストラスブルゴ)右・最高級の素材で知られるイタリアブランドの繊細な手仕事も見事な1枚。5万2000円(フライ/ストラスブルゴ)

ストライプ

ストライプシャツ左・世界最古のシャツ店といわれるフランスの老舗シャツブランドから。5万8000円(シャルベ/ドゥロワー丸の内店)右・フレンチトラッドの老舗の人気アイテム。2万7000円(オールドイングランド/ナイツブリッジ・インターナショナル)

白シャツで作るカジュアルは、
モノトーンでさりげなくかっこよく
シャツは衿元をラフにあけて。ライダースなどのカジュアルアイテムとも好相性。仕立てがよく、サイズの合ったシャツならシックな印象に。

職人によるハンドメイドにこだわったイタリアのシャツメーカーの白シャツ3万3500円(フィナモレ/アルアバイル)ライダースジャケット4万7000円(アルアバイル)ニットスカート1万6 000円(ユナイテッドアローズ/ユナイテッドアローズ原宿本店ウィメンズ館) ベルト1万2000円(アングロ/プレインピープル青山) スニーカー1万6000円(スタジオニコルソン/キーロ) 椅子にかけたチェックストール1万7000円(ケイハヤマプリュス)

絶妙な女らしさも漂う
クールなマニッシュスタイル。
アスコットタイ風スカーフ、ワイドパンツ、トレンチというスタイルも、体のラインを緩やかに出すウエストマーク、パンプスで優美な表現

白シャツは右写真と同じ。共布のベルト付きパンツ3万6000円(レキップ) コート1万5800円(アズノゥアズドゥバズ/アズノゥアズ) スカーフ1万6000円(ダブルビー) パンプス3万3000円(リーガル/リーガルコーポレーション)

ストライプシャツにニットを重ね着。
ユーズド加工のデニムと合わせて
袖口からもストライプをのぞかせて。デニムにインして着ても、外に出しても。どこかボーイッシュなムードは、気負わず着るのが似合う。

仕立ての美しさで定評あるイタリアのシャツブランドのストライプシャツ2万2000円(オリアン/八木通商) カシミアVネックニット5万1000円(ジョンストンズ/リーミルズエージェンシー) ペンダント1万8000円(デザインバイソニア/プレインピープル青山) デニム1万3000円(ミズイロインド/マーコート) ベルト3万円(ヨシエイナバ) 帽子3万3000円(マーガレット・ハウエル/アングローバル

きりっとストイックな着こなしは、
おでかけにもぴったり
シャツのボタンを一番上まできちっと留めて着る。コンパクトなニットカーディガンに、ボリュームあるガウチョパンツでバランスよく。