10年前よりキレイ!
50代の「美の達人」のスキンケアを一挙公開。
10年前よりキレイな人なんて本当にいるの!? ええ、いるんです。50代の今が黄金期! の美容コメンテーター・植村朗子さんのケアの秘訣を紹介します。
女の人生、考えてみればいろいろな時期がありますね。「更年期」「停滞期」。でもこの人は今、間違いなく可憐なほどに若々しい「黄金期」。
「化粧品によるケアだけで、なんとかここまでやってきました。母も祖母もある程度の年齢からたるみが目立ち始めたので、私も放っておけば絶対にたるむタイプだと若い頃から危機感を持っていたんです。美白は20代の頃からですが、エイジングケアは30代くらいから徐々に意識し始めました」
30代は保湿をしっかり、40代は目元のたるみケアをばっちり。今年8月に50歳になってからはフェイスラインのケアに余念がない。何をどうしたら、こんなに〝たるんでいない女〟になれるのですか? 余すところなく、教えてほしい!
「もちろん、私でお役に立てるのなら。今日明日に結果を出すことに躍起になるのではなく、5年先を見据えてケアしていくことが一番大事です。目標はかわいいおばあちゃんね」
そして現在、50歳
50代はフェイスラインのケア!
〝本気〞と書いて〝マジ〞な悪あがきよ(笑)。
「50歳を過ぎて気になるのは顔のむくみ、よどみ、フェイスラインのたるみです。たるまないようにするためには、肌をゴシゴシこすらないようにケアすることも大切です。私は朝、むくみや乾燥が気になるときは、ドクター津田コスメラボのT’Sマッサージウォッシュジェルで洗顔します。これは泡立たないマッサージ洗顔料。マッサージで巡りをよくしながら、肌のコンディションを整えるのに最適です。そして美容液はダブルでつけています。最初にP.C.ラム。これなしで肌のキメは語れません。この美容液、発売からもう10本以上は買っているわね。そしてアルビオンの美容液、グラヴィティレジスタンス Xを顔全体に広げ、フェイスラインはぐいっと持ち上げるようになじませるんです。これをするとリフトアップしたまま肌がピタッととまってくれるの。ストッキングとかでキュッと引き締められるような感じで、けっこう頼もしくて」
実際に植村さんに美容液のつけ方を教えてもらいました。不思議。輪郭がシャープになり、顔が明るくなりました! そして目元のたるみケアには、アンプルールのラインセラム アイEXを使用。
「このアイクリームはレチノールが配合されています。こっくりしたテクスチャーで、シワにはてきめんです。ピンとしたハリが出て、つけた瞬間から目元がピッと上がるので、朝のメイク前には欠かせないですね」
50代に入ってから、気になるのはほうれい線だけではない。目の下から頬に向かってのびるゴルゴラインや、口の両端からあごに向かってのびるマリオネットラインのケアにも気をつかっています。
「特にマリオネットライン。シワが深くなると、たるみも目立つ。毎日意識して、口角を上げています」
朝は美容液を重ねづけして、フェイスラインをリフトアップ
夜は寝る前に美顔器で、
顔のむくみもコリも解消します。
それは夜、顔のむくみが目立ってきたから。それに頬のあたりの凝りがひどい。
「小鼻の脇の頬骨の下あたりをさわってみてください。けっこう凝っている人、多いはず。この凝りから顔がよどんで、むくむみたい(苦笑)。だから私はまず、タッピングヘッドでフェイスラインの引き締めをします。力を入れて、圧をかける感じ。そうするとこのヘッドがたるみをつまんで引き上げてくれるんです。二重あごの改善にいいですよ。そしてそのあと、頬骨の下の凝りをほぐしたり。これで顔をすっきりさせてからベッドに入ります」
「私、42歳まで枕は絶対しない派だったの。でも年齢とともに肩が凝るようになったので、今はマニフレックスのすごく薄い枕を愛用しています。ちょっとかためなところがいい。頭にフィットするので、顔をまっすぐにして眠れます。首にもシワ、たるみをつくらないようにするには、これが一番。探求心っていつまでも持ち続けたいわ。年齢になんか負けていられない。あがこうぜ(笑)」
何があってもひるまない人はたるまない。あっぱれな植村さんなのです。
『クロワッサン』914号(2015年12月10日号)より
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