チェックテストで硬い部分を洗い出し、自分にあったストレッチで身体メンテナンス。
ストレッチするなら、伸ばす必要のある部分を見定めて、丁寧にそして地道に。コツコツ続ければ必ず、身体は柔らかく! チェックテストとストレッチ動画付きです。
撮影・青木和義 ヘア&メイク・Nagisa(W) スタイリング・武政 モデル・くらさわかずえ 文・石飛カノ イラストレーション・川野郁代
自分の身体の中で、どの部分が硬いのか、あるいは柔らかいのか? これを知らずしてストレッチに取り組んでも、思うような効果は期待できない。
人は無意識に自分の得意なストレッチばかり行って、硬い部分は放置したまま。すると、柔らかい部分と硬い部分の差が広がるばかり。
「人間の身体はテントのようなもの。テントの支柱を背骨とすると、それを筋肉のロープで前後左右から引っ張って倒れないようにしています。右側の筋肉が硬いと身体全体が右に引っ張られますし、逆に左側の筋肉の柔軟性が低いと左に引っ張られます。だから、どの部分の柔軟性を養うべきかを明確にすることが重要なのです」(中野ジェームズ修一さん)
最近、姿勢の悪さを指摘されることが多くなった。以前より軽快に歩けなくなった。こりや張りがなかなか解消できない。そんな実感がある場合は、関節の可動域が小さくなり、筋肉が短くなっている可能性がある。
その原因を探るために、まずは柔軟性のチェックを行うことが第一歩。
「ラクに動ける身体を作るには、硬い部分を把握して、その部分の筋肉を静的ストレッチで伸ばし、関節の可動域を広くする。その上で運動習慣をつけることがおすすめです」
ここでチェックするのは、肩関節(1〜3)と股関節(4〜7)の動きに関わる筋肉の柔軟性。チェックテストで硬い部分を洗い出そう。
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