[ミナ ペルホネン]アンティークビルに漂う、空気感ごと満喫。
デザイナー・皆川明さんの手によるオリジナルの図案から生まれるテキスタイルと、そのテキスタイルを使った服。「ずっと大切に着ていきたい、そんなふうに思わせる素敵な服がそろっています」(伊藤まさこさん・スタイリスト)。家具や器などの生活デザインも手がけているので、暮らしを彩るアイテムも揃う。京都店は、四条河原町からすぐの昭和初期に建てられたアンティークビルに2007年にオープン。クローバー形の覗き窓がついた木の扉を開けると、目の前に伸びやかに、ミナの世界が広がる。「心地よさを追求したフィッティングルーム、ハンガーラックやドア、床材、照明……店のすべてに皆川さんの細やかなこだわりが感じられます」(伊藤さん)3階、4階にも、それぞれ異なるコンセプトの部屋。ミナ ペルホネンのペルホネンとは、フィンランド語で「蝶」の意。蝶々のようにビルの中を行ったり来たり。ゆっくり時間のあるときに訪れたい。