ジャネット・ジャクソン & BE:FIRST「Doesn’t Really Matter (Remix)」──憧れて聴いた歌の隣に、いま彼らが立つ
高橋芳朗の暮らしのプレイリスト。今回は、ジャネット・ジャクソンの横浜公演で約30分にわたるオープニングアクトを務めた日本のBE:FIRST。彼らが参加しているジャネット・ジャクソンの「Doesn't Really Matter (Remix)」が、6月12日に配信されました。実は、この曲と日本の関わりは古いものです。
文・高橋芳朗
ジャネット・ジャクソンが2000年に全米チャート1位を獲得した代表曲「Doesn’t Really Matter」。そのリミックスが、6月12日に配信されました。参加しているのは、6月14日の彼女の横浜公演で約30分にわたるオープニングアクトを務めた日本のBE:FIRST。発表からわずか1時間で、iTunesの総合チャートで首位に躍り出ました。
実は、この曲と日本の関わりは古いものです。2001年には島谷ひとみさんが日本語詞をつけ、「パピヨン~papillon~」としてヒットさせています。当初は発売に難色を示したジャネットも、実際に聴くと新たな魅力を見出し、快く認めたといいます。こうした系譜に、BE:FIRSTが新たに名を連ねました。
そもそも彼らとジャクソン・ファミリーの縁は、浅くありません。昨年10月には、ルーツへの敬意を込めてジャクソン5の「I Want You Back」をリメイクカバーしています。兄たちの名曲から、妹ジャネットとの共演へ。彼女も「文化は人と人をつなぐ糸」と語り、今回の実りを喜んでいます。
時を超え、国境を越えて、心を打つ調べは受け継がれていきます。ジャネットに影響を受け、音楽の道を志したというBE:FIRST。憧れの存在と肩を並べたことは、まさに夢がかなった瞬間でした。聴くことから始まった物語が、新しい歌を生んでいく。この邂逅は、そんな希望をそっと手渡してくれます。
『クロワッサン』1171号より
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