トマトしらすうどん【レジスタントスターチの朝ごはんレシピ】

冷凍うどん ＋ トマトジュース ＋ 麺つゆ ＋ しらす干し

割るものにより意外と味わいに変化がつく麺つゆだが、トマトジュースとの相性は抜群。旨みも倍増で、食欲のない暑い盛りの朝でも麺がツルツル食べられる。

【材料（2人分）】
冷凍うどん 2玉（表示どおり解凍する）
トマトジュース（無塩）大さじ6
めんつゆ（3倍濃縮）大さじ1と1/2
しらす干し 40g
小ねぎ（小口切り）20g

【作り方】
うどんを器に盛り、トマトジュースとめんつゆを合わせたものをかけ、小ねぎとしらすをのせる。

「でんぷんは加熱によりほぐれて消化吸収しやすくなりますが、冷やすともう一度ブドウ糖が結びつき直して消化しにくい形となり、レジスタント（消化しにくい）スターチ（でんぷん）に。小腸を通り越して大腸まで届き、食物繊維と似たような働きをするということから、注目されています」

と、牧野直子さん。消化されずに腸の奥まで届いた後は、そこにいる善玉菌のエサとなり、有用物質の短鎖脂肪酸を作らせる。食物繊維不足を主食の穀物で補えるのはうれしい限り。ごはんや麺を冷めたままおいしく食べるコツを押さえて、続けることが腸活の鍵に。