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女性たちはがんばりすぎ! 夏こそ、休み休みいきましょう。【編集部こぼれ話】

7月11日発売の『クロワッサン』1073号「夏に負けないカラダ作り。」特集号のこぼれ話をお届けします。

毎日暑いですね……。6月から早々に始まったこの酷暑。無事に秋を迎えられるのか、いまから不安しかないのですが、怯えていても始まりません。

最新号では、今年の夏をなんとか乗り切るための対策を、医師や管理栄養士、睡眠の専門家などなど、各界のプロフェッショナルに取材をしました。

私が会いにいったのは、神奈川県辻堂で鍼灸院を営むやまざきあつこさん。

鍼灸院には、カラダに不調を抱えながらも他のクリニックで「異常なし」「治療の必要なし」と匙を投げられ、困り果てた女性たちがやってくると言います。

開口一番「とにかく世の女性たちはがんばりすぎですよ」と切り出したやまざきさん。

特にクロワッサン世代は、仕事から帰っても、家事、育児、介護が待っている。休みの日にも、家族からあれやこれやと頼られる……。思い当たる方も多いのではないでしょうか。

自分のカラダに構う時間がない上に、更年期と重なり不調は増幅する一方。かくいう私も、呼吸が浅い、突然動悸がする、のどが詰まったような感覚があるなどなど、「不定愁訴の玉手箱」状態。

やまざきさんの見立てによると、ささいなことに緊張しがちな生真面目な人に多い症状だそうです(ちょっと褒められた気分)。

さほど緊張感のある毎日を送っているわけではないですし、年中締め切りに追われているのでもう慣れっ子だと思っていたのですが、加齢とともにこれまで何でもなかったことが負担になってきた模様

「ただでさえ息苦しい夏に、息切れするほどがんばらなくてもいい」というやまざきさんの言葉に、「そうだよね~」と心が軽くなる思いでした。

皆さんも無理は禁物です。できないことはできないで良し。せめて心は涼やかに、自分ファーストでこの夏を一緒に乗り切りましょう。(編集T)

読み込み過ぎてクタクタのやまざきさんの著書。取材後に受診した婦人科では、更年期症状の鉄板漢方薬「加味逍遙散」が処方されました。
読み込み過ぎてクタクタのやまざきさんの著書。取材後に受診した婦人科では、更年期症状の鉄板漢方薬「加味逍遙散」が処方されました。
女性たちはがんばりすぎ! 夏こそ、休み休みいきましょう。【編集部こぼれ話】

7月11日発売の『クロワッサン』最新号は「疲れをリセット!
夏に負けないカラダ作り。」

記録的な短さで梅雨明けし、すでにこの猛暑で夏バテを実感している人も多いのでは。
北海道の最高気温が、東京を上回る日もあったり、日本全国どこへ行っても、この酷暑から逃げられそうにありません。
であれば、もはや覚悟を決めて正しい方法で一刻も早く対策を練らねば! 
食欲がなくてもしっかりタンパク質を摂る、熱帯夜でも環境を整えてしっかり熟睡する、吹き出る汗に負けずに湯舟に浸かる……。これらの基本対策に加えて、胃腸のケア、肺活も必須項目。心を休める時間もおろそかにはできません。気になるメソッドは、ぜひ本誌で!

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