よくマラソン大会でサングラスをかけて走っている選手がいますが、あれは太陽のまぶしさを避けるためだけではなく、〝目から直接入る紫外線をカットして疲れを防ぐ〟という目的が。
紫外線が目から入ると、角膜に疲れのもととなる活性酸素が大量に発生します。すると「敵が来たぞ!」との情報が脳に伝わり、紫外線から細胞を守るために自律神経は臨戦態勢をとるので、余計疲れてしまうのです。
紫外線による害を防ぐためにUV防止対策が必要なことはよく知られるようになりましたが、ふだんから日焼け止めや帽子、日傘のほかにサングラスの用意を。
目から入る紫外線は、つばのある帽子でも20%程度しか防げませんが、サングラスなら90%ほどカットできるといいます。
サングラスを選ぶときは「紫外線カット率ができるだけ高い」ものを。
レンズの色や濃さは関係ありません。最近は透明のレンズにもUVカット機能付きがあるので、TPOに合わせて使い分けて。