夏野菜でむくみを解消、中華風ラタトゥーユ【パン・ウェイさんの夏の食養生レシピ】。
撮影・岩本慶三 文・一澤ひらり
【夏】中華風ラタトゥーユ
【材料】2人分
茄子(乱切り) …… 1本(70g)
胡瓜(きゅうり)(乱切り) …… 1本(110g)
ズッキーニ(乱切り) …… 1本(100g)
ピーマン …… 70g
にんにく(微塵切り) …… 大さじ1
トマト水煮缶 …… 1缶
鶏がらスープの素 …… 大さじ1・1/2
黒砂糖 …… 大さじ1強
白胡麻油 …… 大さじ1/2
【作り方】
1.白胡麻油をひいた鍋でにんにくを炒める。香りが出たら茄子と胡瓜、ズッキーニ、ピーマンを加えて少々炒める。
2.トマトを手でつぶしながら加える。鶏がらスープの素と黒砂糖を加えて蓋を閉め、時々混ぜながら柔らかくなるまで弱火で約20分間煮る。
熱と水分を排出、むくみに効く夏野菜。
「暑い夏は体に熱がこもるのを防ぐために、体を冷やしてくれる茄子やトマトなど夏野菜を積極的に摂りましょう。日本の夏は湿気が多いので、水分もたまりがちですが、夏野菜は熱だけでなく、ミネラル補充や体内の余計な水分も出してくれるので、むくみを解消してくれます」
この夏野菜をふんだんに食べられるのがラタトゥーユ。しかも夏野菜は火が通りやすいので、手早く作ることができる。
「このまま食べてもおいしいのですが、バターを塗ったパンにのせチーズをかけてトーストすると、絶品のピザトーストになります。厚揚げにかけてもいいし、麺にあえてもいい。アレンジが効くのも魅力ですね」
ベースとなるトマトはほてりを冷まし、のどの渇きをいやしてくれる。また、胃の調子を整えて、食欲を増進させるので、夏の食欲不振や夏バテに。抗酸化作用の高いリコピンも豊富。
『Dr.クロワッサン 不調が消える、ふだん漢方』(2020年1月28日発行)より。
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