虫歯や歯周病を悪化させて歯を失った場合、他の歯に悪影響を及ぼさない処置がいくつかあるが、年々支持を集めているのがインプラント。歯を失った部分の顎の骨に穴を開けて人工歯根を埋め込み、人工歯をかぶせる方法だ。
「歯根がない入れ歯に比べ、天然歯と同じくらい違和感なく噛め、見た目も自然なのが利点です。ただ、医師の知識と経験の差が如実に出ますし、術後はきめ細かなケアが必須。高額治療ですから、信頼できる専門の歯科医を見つけ、納得いくまで相談してから決めましょう」(小原澤さん)
虫歯や歯周病を悪化させて歯を失った場合、他の歯に悪影響を及ぼさない処置がいくつかあるが、年々支持を集めているのがインプラント。歯を失った部分の顎の骨に穴を開けて人工歯根を埋め込み、人工歯をかぶせる方法だ。
「歯根がない入れ歯に比べ、天然歯と同じくらい違和感なく噛め、見た目も自然なのが利点です。ただ、医師の知識と経験の差が如実に出ますし、術後はきめ細かなケアが必須。高額治療ですから、信頼できる専門の歯科医を見つけ、納得いくまで相談してから決めましょう」(小原澤さん)
●咀嚼力に優れている
●審美性の高い歯を装着できる
●味覚、発音などへの支障がない
●周囲の健康な歯を削る必要がない
●天然歯の負担を軽減し、守る
●保険適用外
●治療期間が長い
●術後はメンテナンスが必須
●ケアを怠るとインプラント周囲炎になることも
●体質や疾病によって治療できない人も
小原澤友伸(こはらざわ・とものぶ)さん
歯科医。銀座6丁目のぶデジタル歯科院長。米国口腔インプラント学会、顎咬合学会専門医。http://www.nobudental.net
『クロワッサン』1016号より
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