冬の肌悩みの代表格とされる、乾燥。ところが意外にも40代以降の女性は、乾燥に対する危機感が薄いという驚きのデータが。
「年代別に肌悩みのアンケートをとると、乾燥を気にしている人の割合が多いのは10〜30代。40代以降になると、シミやたるみ、ほうれい線といった加齢に関する悩みが増え、肌が乾燥しているという実感をあげる人の割合が少ないという結果になりました」と語るのは、ポーラ化成研究員の仲村彩さん。
とはいえ実際には、加齢にともなって、潤いを保つために欠かせない細胞間脂質や、皮脂の量は減少している。目先のエイジングケアに走る前に、まずは肌トラブルの根源である乾燥にしっかりと向き合う姿勢が必要に。