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トピックス

知っていますか? 医薬品、医薬部外品、化粧品の違いを知れば美肌に近づく。

肌に塗っている製品、どれも“化粧品”とひとくくりに呼んでいませんか?
スキンケア用品を選ぶとき、分類の違いを知っておけばより目的に合ったものを見つけられます。
美容ジャーナリストの海野由利子さんにその違いと、使い方を聞きました。

薬事法によって、このように分類されています。

化粧品・・・皮膚や髪の毛を清潔に、健やかに保つために使うもので、人体に対する作用が緩和なもの。
医薬部外品・・・美容に関する症状などに一定の予防効果を厚生労働省により認められたもので、人体に対する作用が緩和なもの。
一般用医薬品(第三類医薬品、第二類医薬品、第一類医薬品)・・・疾病の治療や予防に用いるもの。薬剤師の助言のもと、薬局やドラッグストアで購入できる。
医療用医薬品(非処方せん医薬品、処方せん医薬品)・・・疾病の治療や予防に用いるもので、原則として医師による処方が必要なもの。


医薬品
不調を引きずって後悔しないためにも、症状に合った医薬品で早めに治しましょう。

「健康な人が、毎日療養食を食べる必要はないでしょう? それと同じで、医薬品はトラブルのあるときにきちんと使って、症状が引いたら使うのをやめる。それが正しい使い方です」と海野さん。”治す”ための医薬品だからこそ、使い方や体への影響はきちんと確認しておきたいですね。「パッケージや添付文書に、有効成分や、どんな症状に効くのか、また使用上の注意などが書いてあります。ぜひ、よく読んで」 でも、医薬品と聞くとつい身構えてしまう。肌にトラブルがあっても、いつもの化粧品でいいか ……なんて思ってしまいそう。「肌の微弱な炎症は、放置したまま長く引きずると、色素沈着やくすみにつながるとも言われています。長引かせないで対処するのが得策ですよ」

にきびや吹き出物、かるいやけどに。オロナインH軟膏 30g 440円[第2類医薬品](大塚製薬☎︎03・3293・3212)

にきびや吹き出物、かるいやけどに。オロナインH軟膏 30g 440円[第2類医薬品](大塚製薬☎︎03・3293・3212)

第何類医薬品かも見ましょう。
一般用医薬品には1~3類の分類があり、数字が小さいほど使用の際に注意が必要。頭に”指定”がつくものはより注意を要します。


CR0069
有効成分と、配合量は?
どんな有効成分が入っているのかをチェック。成分の効能がわからないときは、薬剤師に相談するか、添付文書を確認します。


CR0071
箱をあけると使い方の説明書が。
一般用医薬品は目立つ場所に添付文書がついている場合が多い。きちんと読んでから使用しましょう。



医薬部外品
検査によって認められた有効成分が、気になる肌悩みに対応。
化粧品よりも厳しい検査データの提出が求められている医薬部外品。使用する成分・配合量にも決まりがあります。「例えばビタミンCで医薬部外品の美白美容液を作る場合、配合量は3%と定められています。この配合量において臨床試験が行われ、その効果などのデータが厚生労働省に認められているからです」選ぶときには、ビタミンCをはじめ”有効成分”の表示はぜひチェックしましょう。また医薬部外品では、品質についてもより厳しい管理基準が設けられています。「すべての化粧品は、未開封で製造から3年間は中身の品質が安定している必要がありますが、医薬部外品はさらに、販売の前に厚生労働省への販売申請が必要など、厳格なルールがあります。購入するときの安心感につながりますね」

潤い成分が角層深くに浸透。 使用感の違うI~IIIの3タイプがある。キュレル化粧水 150mL 1,800円※編集部調べ [医薬部外品](花王☎︎0120・ 165・692)

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医薬部外品表示、”薬用”という言葉も。
医薬部外品では、化粧品と異なり”薬用”という表記が認められています。


CR0097
成分表示では有効成分が先頭に。
化粧品では成分表示は配合量の多い順だが、医薬部外品では最初に有効成分を書くことが許されています。


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海野由利子さん 美容ジャーナリスト
美容、アンチエイジング医療などを取材。日本抗加齢医学会および日本抗加齢医学会の分科会「見た目のアンチエイジング研究会」会員。


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