くらし

【デンマーク編】日本以外の国ではどうしている?海外の家事シェアリングの実情。

  • 撮影・Yuta Sawamura 文・針貝有佳 構成・今井 恵

週末のパパごはんで、 ママも機嫌よし!

週末の朝食はいつも早起きのヤコブさんが作る。おかげで宏子さんは、ゆっくり休んで疲れをとることができる。

ゲストを家に招待する、 月1ホームパーティ。

月1回ペースで親戚や友だちを招いて、自宅でパーティを開く。持ち寄りの場合もあれば、手料理を振るまうことも。

手先が器用な夫が、 大切な歯磨きをヘルプ。

担当が決まっているわけではないけれど、磨き残しがないよう、ルーカスくんの歯磨きをヤコブさんが手伝う。

時間がない朝は、 男同士で共同作業。

なるべく子どもの自主性を促しつつ、時間がない忙しい朝は、ついつい手を出すヤコブさん。スキンシップも大切。

家事シェアリングには、 ルーカスくんも参加!

なんと、食器洗いはルーカスくんの担当。「食洗機に入れる前 の軽いすすぎ程度ですが、見守りながら手伝わせています」

就寝前の読み聞かせで、 日本語をインプット。

ママの絵本読み聞かせは、日本語インプットのための貴重な時間。19時頃にベッドに入り、ルーカスくんが寝つくのは20時頃。

週末は子どもとの 時間をたっぷり作る

男の子のツボがわかるヤコブさんが、率先して子どもと遊ぶ。宏子さんはその時間を利用して、ゆっくり料理が楽しめる。

週末には買い物がてら、 家族で散歩を楽しむ。

週末には、家族3人でスーパーに行くついでに近くをお散歩。「共働きだからこそ、家族水入らずの時間を大切にしています」

スコウ宏子さん(スコウ・ひろこ)●国連機関ユニセフでフルタイム勤務。デンマーク人の夫ヤコブさん(コンテナ船社シニアディレクター)と6歳の息子ルーカスくんと、コペンハーゲンの中心部で暮らす。

『クロワッサン』991号より

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