くらし

「ビジンサマレシピ」で作る、長芋クリーム。

信州と甲州にまたがる八ヶ岳連峰の一つ蓼科山に住んでいると伝えられているビジンサマという神様。そのお膝元である信州から、体に優しい食材を使い、卵や乳製品などの動物性食材を使用せず昔ながらの伝統的な調味料で作る「ビジンサマレシピ」を、地産地消料理研究家の中村恭子さんに紹介してもらいます。
  • レシピ提供:中村恭子

長芋は山芋の一種です。すりおろしてとろろにすると、自然薯よりもキメが粗く水分が多くさらさらとした食感です。信州では山形村の長芋が有名で、村ではあちらこちらに長芋の畑が広がっています。長芋農家さんの多くは2年以上の連作はせず、ごぼうやネギと交互に栽培するのだそうです。長い、土ものを栽培するには土壌が柔らかく良質であることが条件になりますが、山形村はそれに適した場所なのだとか。晩秋の収穫シーズンに伺ったときには長芋の他にりんごも実っていました。

長芋を含む山芋は滋養強壮作用が有名で、下半身を温める効能があるといわれており冷え性の方におすすめの食材です。また足腰の弱りに効く漢方薬にも用いられています。

長芋クリーム

今回と次回は山形村の長芋を使い、アーモンドと豆乳を組み合わせたクリームのレシピと長芋クリームと相性抜群のタルト生地のレシピをご紹介します。

【材料】

スライスアーモンド 45g  無調整豆乳 150g
長芋 45g  寒天パウダー 小さじ¼
メープルシロップ 大さじ2 ココナッツオイル 30g
バニラエキストラクト 小さじ

【作り方】

1 : スライスアーモンドを豆乳に浸して柔らかくする。(できれば一晩おく)
2: 長芋の皮を剥いて2cm角に刻み、ミキサーにかけてとろろ状にしたところに1と寒天パウダー加えて更に撹拌する。メープルシロップを加えてなじませる。
3: 耐熱容器に2の生地を流し入れ、アルミホイルを被せて蒸気のあがった蒸し器に入れて30分加熱する。(蒸し上がりの状態)
4: 蒸し上がったらあら熱をとりフードプロセッサーに入れて、湯煎で溶かしたココナッツオイル、バニラエキストラクトを加えて滑らかにする。
5: 冷やしてそのままでも、他のクリーム同様タルトやデコレーションに使用する。
1 : スライスアーモンドを豆乳に浸して柔らかくする。(できれば一晩おく)
2: 長芋の皮を剥いて2cm角に刻み、ミキサーにかけてとろろ状にしたところに1と寒天パウダー加えて更に撹拌する。メープルシロップを加えてなじませる。
3: 耐熱容器に2の生地を流し入れ、アルミホイルを被せて蒸気のあがった蒸し器に入れて30分加熱する。(蒸し上がりの状態)
4: 蒸し上がったらあら熱をとりフードプロセッサーに入れて、湯煎で溶かしたココナッツオイル、バニラエキストラクトを加えて滑らかにする。
5: 冷やしてそのままでも、他のクリーム同様タルトやデコレーションに使用する。
●「ビジンサマレシピ」について
信州と甲州にまたがる八ヶ岳連峰の一つ蓼科山にはビジンサマという神様が住んでいて「ビジンサマが山を通る日、人は山仕事を休む」という言い伝えが残されています。「休む」ことは、美しく健やかな体づくりに必要なこと。ビジンサマの語源はもしかしたら「美人様」なのかもしれません。

蓼科塾では「休む」神様ビジンサマにちなみ、ビジンサマのお膝元である信州から「休む」ためにふさわしい体に優しい食材を使い卵や乳製品などの動物性食材を使用せず昔ながらの伝統的な調味料で作る「ビジンサマレシピ」を提案しています。

信州といえば、麹を使った味噌や甘酒などの発酵食品や、蕎麦、キビ、アワなどの雑穀、山野草にきのこ、リンゴや杏、ぶどうなどのフルーツ、寒天や高野豆腐などの乾物類などなど、美味しくて体に良い食材の宝庫。中には美容・健康効果の高い食用ほおずきといった、あまり流通していない食材もあり、入手方法から調理方法までお伝えしていきます。
「ビジンサマレシピ」で美しく健やかな体づくり、してみませんか?

中村恭子●一般社団法人蓼科塾代表/地産地消料理研究家/健康管理士。
2011年東京都より長野県茅野市に移住し信州の地産地消に根ざした「ビジンサマレシピ」の開発を手がけている。
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